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夏の風物詩のスイカ。暑くなってくると食べたくなりますよね。実はスイカには様々な種類があり、様々な形などがあるんですよ。
今回は、スイカの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
スイカの花言葉は「ずっしりしたもの」「どっしりしたもの」です。
スイカの実が見た目通り、重くて、ずっしりとした様子をそのまま表した花言葉となっています。少し奇妙な花言葉ですが、怖い意味はありません。
スイカは中国の西方から伝わったことと、瓜に似ていることから「西瓜」と漢字表記されるようになりました。スイカという発音は「西瓜」の「西」を唐音で発音したことがもとになっています。
日本に伝わった正確な時期は不明ですが、室町時代以降には伝わっていたとされています。南北朝時代の漢詩集『空華集』でスイカに関する唄がえいじられていることもあり、14世紀には伝わっていたのではないかとも考えられています。
スイカに関する有名な絵画作品としては、江戸時代の有名な浮世絵師である葛飾北斎の描いた肉筆浮世絵「西瓜図」があげられるでしょう。北斎の晩年の作品であり、スイカの上に菜切り包丁を和紙越しに乗せている姿が描かれています。
スイカの開花時期は6〜8月です。黄色い花弁を5枚ほどもった花には、雄花と雌花の2種類が存在し、その両者が受粉することで実がなります。
スイカは店頭でもさまざまな種類が置かれているケースもあるぐらいに、種類が豊富です。最も有名な品種は甘くてしゃりっとした食感が特徴の大玉スイカでしょう。「縞王」や「富士光」といった品種もこの大玉スイカの1種です。
そのほか、可食部分が多い小玉スイカや、果肉が黄色い黄色スイカ、ラグビーボール型のマダーボール、角形スイカ、果皮が黄色い太陽スイカ、楕円形の入善スイカ、種なしスイカなど多岐にわたります。
このほかに食用として栽培されたものではなく、乾燥地帯に自生する野生のスイカも存在します。ほとんど甘みはないですが、水分をかなりたっぷりと貯蓄しています。ミネラルなども多く含んでいることから、砂漠に生きる動物にとって貴重な栄養源ともなっています。
スイカの花言葉は花ではなく大きくまるっとした実が由来となっていて、「どっしりしたもの」や「ずっっしりしたもの」とほかの花言葉とは一風変わっています。
夏の風物詩といえるスイカは実はたくさんの種類と形があります。スイカのみを見るたびにこの変わった花言葉を思い出しそうですね。

GreenSnap編集部