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よく道路脇で見かけるシャリンバイは、バイとついていますが、梅の仲間なのでしょうか。このページではシャリンバイの花言葉や名前の由来についてご紹介しています。
愛らしい実をつけるのも特徴のシャリンバイ。実の特徴についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
シャリンバイの花言葉は、「そよ風の心地よさ」、「愛の告白」、「純真」の3つ。「そよ風の心地よさ」は、シャリンバイの花期に由来していると考えられます。シャリンバイは、4~6月に開花。ちょうど気持ちの良い気温の時期です。この時期、そよ風が吹くと心地よいですよね。
そんなときに花を咲かせるシャリンバイにこの花言葉がついたのでしょう。シャリンバイは真っ白の花。この真っ白さが「純真」という花言葉に繋がったと考えられます。では、「愛の告白」とは何から来ているのでしょうか。シャリンバイは、枝先にいくつかまとめて花を咲かせます。その様子はまるで花束のよう。
このことから、「愛の告白」という花言葉がついたのでしょう。シャリンバイはブーケには向きませんが、花言葉に思いを込めて好きな人にプレゼントしてみたいですね。
モッコクという植物があります。こちらはシャリンバイと比べて、非常に背は高いですが、艶のある葉、白い小さな花をつけるところが似ています。そこから、シャリンバイにはハマモッコクという別名がつけられています。
シャリンバイは漢字で書くと「車輪梅」です。まず梅についてご紹介します。シャリンバイの花は白や薄ピンクで5枚花弁。花期は梅とはずれ、梅が咲いたあとに開花をしますが、この花の見た目は梅に似ています。そのことから「梅」とつけられました。
では「車輪」とは何から由来しているのでしょうか。車輪には、「スポーク」と呼ばれるパーツがあります。これは車輪を構成する木材のことです。シャリンバイは、スポークのように枝分かれをすることから、「車輪」と付けられました。ぜひお庭で育てている方や生垣にしている方は、枝分かれにも注目してみてくださいね。
シャリンバイの花は、4~6月に咲きます。5枚花弁で花は小さく、1~1.5センチほど。花には薄く香りがあります。香りがあることも、梅との共通点ですね。花の色は白、薄ピンクです。シャリンバイは、小さな花を咲かせるだけでなく、秋になると実をつけることでも有名。
10~11月になると、小さな実を付けるのです。その実はブルーベリーにそっくり。しかし、初めからブルーベリーのような色ではありません。実は最初は緑色。熟すと黒紫色に変わります。実は食べることができますがブルーベリーのように可食部が多くはないため、食用には向きませんが、ときどき鳥が食べることがあります。
シャリンバイの種類についてご紹介します。
小型の葉をつける品種です。白だけでなく、ピンクの花をつけることもあります。ヒメと最初についている種類は基本的に矮性のあるものです。
シャリンバイのなかでも、丸い葉をもつシャリンバイ。背丈が低く育てやすいと言えます。
シャリンバイのなかで、葉が細い特徴があります。
小笠原諸島の固有種。葉が分厚い特長があります。また、開花期は他のシャリンバイとは異なり12~3月の寒い時期に咲く特徴があります。
シャリンバイは、潮風や大気汚染に強い花です。そのため、交通量の多い道路の脇に植えられることもあります。そこまで神経質に手入れをしなくても、毎年花を咲かせ、実をつけます。夏の暑さや冬の寒さにも強いですので、ぜひ生垣に使ってみませんか。
GreenSnap編集部