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サラサドウダンの花の言葉は何でしょうか。このページではサラサドウダンの花言葉についてご紹介しています。またこちらは漢字で書くと、「更紗満天星」、「更紗灯台」です。
とても花の名前のように見えない漢字ですが、その由来についてもご紹介しています。ぜひご参照ください。
サラサドウダンの花言葉は次の4つ。「明るい未来」、「節制」、「控えめな愛」、「控えめな幸せ」です。
こちらは、「更紗灯台」、「更紗満天星」と漢字で書きます。星空や灯台は明るいですよね。そのことから、「明るい未来」という花言葉がついたのではないでしょうか。また、花は下を向いて咲きます。そのことから、「控えめ」、「節制」とついたと考えられます。
フウリンツツジという名はその見た目からつけられた別名と考えられます。サラサドウダンはそもそもツツジの仲間。フウリンは漢字で書くと「風鈴」です。サラサドウダンは、アセビに似て下向きにベル状の花を咲かせます。その姿がまるで風鈴のようだからつけられたのでしょう。
サラサドウダンは漢字で書くと、「更紗満天星」、「更紗灯台」と書きます。「更紗」は「更紗染め」から由来しています。白い花に赤いスジが入ったその様子はまるで更紗染めのように見えたのでしょう。
では、「満天星」と「灯台」はどうしてつけられたのでしょうか。まずは「満天星」からご紹介していきます。こちらは、中国の伝説が由来します。
昔、中国の太上老君という人物が薬を作っていました。近くに置いていた玉盤に入れた霊水をうっかりとこぼしてしまったそうです。そのときに水が飛び散り、ドウダンツツジに水がかかってしまいました。水が枝に集まり、それが満天の星のように輝いて見えたという伝説から、「満天星」という漢字がつけられました。
では、「灯台」はどういうことでしょうか。「灯台」というと港をイメージするかもしれませんが、その灯台ではありません。昔の照明器具のことです。枝分かれする様子が、灯台に似ていることからこの漢字がつけられています。
サラサドウダンの花は5~6月に咲きます。花は10個ほどがまとまり、下向きに垂れ下がるように咲きます。その見た目はアセビに似ています。白地に薄いピンクの斑が入っているのも特徴と言えるでしょう。
花びらには切れ込みが入っていて、その様子はスノーフレークにも似て見えます。1つ1つの花はとても小さく1~2センチほど。小ぶりですが、愛らしいお花です。
サラサドウダンの花は下を向いて咲きます。しかし、受粉をすると上下が反転するのです。果実は上を向いてつき、花弁と同じようなピンク色をしています。果実が熟すと、裂けて中から種子が出てきます。
サラサドウダンは下向きのベル状の花。まるでリンリンという愛らしい音が鳴りそうな愛らしさがあります。女性のプリーツスカートのように、赤いスジが入っていてとても美しいです。透き通ったような花びらを楽しめますよ。
また実を反転させて付ける様子は少し不思議。毎日逆さになる様子を観察するのもおすすめです。
GreenSnap編集部