warning
error
success
information
真っ白なお花を咲かせるイメージがあるコンロンカ。実はこの花びらだと思われるものは、花びらではないのをご存じでしたか。では、花びらのように見えるものの正体とは何でしょうか。
このページでは、コンロンカの花言葉と、基本情報や種類についてご紹介しています。ぜひご参照ください。
コンロンカの花言葉は「神話」、「南の風景」です。花言葉は恋愛に関連するものが多いイメージですよね。この花言葉は珍しく、恋愛絡みではありません。それはなぜでしょうか。こちらは、中国の伝説の山である「崑崙山」から来て、「神話」という花言葉が付けられたと考えられています。
大きなガクが1枚あるコンロンカ。まるでウチワを仰いでいるように見えませんか。きっとその様子が、南国の暑い景色を想像させたのでしょう。実際に熱い地域で自生する植物です。そのことからも「南の風景」と付いたと考えらえています。
ハンカチの花と聞くと、植物に詳しい方はピンとくる植物名があるはず。それは「ハンカチの木」。ハンカチの木は背の高い樹木で、白いヒラヒラとした花を咲かせます。その様子がハンカチに見えることから、ハンカチの木と名が付けられました。
しかし、こちらはコンロンカとは別の植物です。コンロンカは、ガクが白いハンカチに見えることからこの別名が付けられました。ムッサエンダは変わった響きですよね。学名にもなっていますが、こちらは、スリランカの言葉です。
スリランカではコンロンカのことをムッサエンダと呼んでいたので、日本でもこの名で流通しています。背丈は50~2メートルほど。鉢植えでも地植えでも育てられる植物ですよ。
コンロンカは漢字で書くと「崑崙花」となります。「崑崙」とは、見慣れない漢字です。音の響きも変わっています。崑崙とはいったい何でしょうか。こちらは、中国の伝説が由来しています。中国には、神々が住む天界の入り口が崑崙山という山にあると考えられていました。
コンロンカは大きな白いガクが特徴です。この様子が、崑崙山の麓にふる雪のように見えることからこの名前が付きました。真っ白なガクと星形の花が確かに神秘的に感じます。
コンロンカで一番大きく目立ちつ白い花びら。実はこちらは花びらのようには見えますが、花ではありまえん。ガクです。つまり葉が変化したもの。本物の花は小さく、星形をしていて、白いガクほどは目立ちません。
しかし、たくさん咲くとまるで星がまたたくかのよう。花期は7月から9月。長く花を楽しめるのも特徴です。
コンロンカの種類で有名なものをご紹介します。
こちらは、ガクが赤いコンロンカで、よく目立ちます。赤いガクがポインセチアによく似ていますが、冬に咲くポインセチアと違い花期は夏です。
ガクの色は、淡い黄色で、花ははっきりした黄色です。
コンロンカは種類によってガクの色が異なります。花だけでなくガクの色で選んでみても良いでしょう。ヒゴロモコンロンカは赤いガクが特徴で、花よりも特にガクが目立つ種類と言えます。ついガクに目がいってしまいますが、星形のお花も併せて観察してみてくださいね。
GreenSnap編集部