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ハーブとしても有名なヒソップですが、夏には美しい花を咲かせます。このページでは、ヒソップの花言葉についてご紹介しています。ハーブティーにも利用できるヒソップ。素敵な花言葉がありますので、お迎えしてみてはいかがでしょうか。
ヒソップの花言葉は「浄化」と「清潔」です。ヒソップはミントのようなスーっとした香りがします。嗅ぐとすっきりと気分が浄化されるような気がしますよね。そんなことからもこの花言葉がついているのでしょう。
しかし、「浄化」、「清潔」という花言葉の由来はそれだけではありません。もともと西洋では、ヒソップには穢れを取り除く働きがあると信じられていました。そのため、神聖な場所を浄化させるためにこの植物を利用していたのです。そこから、「浄化」や「清潔」という花言葉がついたとされます。
シソ科の植物はスーッとしたさわやかな香りのものがありますよね。ヒソップもその1つ。ハッカのような香りを楽しむことができるため、ヤナギハッカという別名が付けられています。
さて、ヒソップの名の由来についてご紹介しましょう。学名の「Hyssopus」は、ヘブライ語に由来しています。元となるヘブライ語は「Ezob」という単語。こちらは、「聖なる草」という意味です。穢れを払うと信じられていたことが由来しているのでしょう。
旧約聖書の詩編には「ヒソプをもって我が身を清めたまへ」という一説が存在します。しかし、ここで言われているヒソプはヒソップではない別の植物と考えられます。ハンガリー原産のヒソップは、イスラエル周辺には自生していないことが理由です。
葉から良い香りを楽しむことができるヒソップですが、花も非常に美しいです。ヒソップの花期は6~9月。ピンク、青、白のお花を咲かせます。青は色濃く、見ているだけで心が浄化される気がするほど。
ミントのようなスーっとした香りが楽しめる植物ですが、花が咲いている時期が一番香りが強いとされています。花が咲いたら、特に香りを楽んでみてくださいね。
ヒソップの種類は確認されませんでしたので、流通しているのは一種のみと考えられます。似た名前のものとして、アニスヒソップがあります。これはハーブであるアニスのような香りがする植物であることからその名がついています。
花期はヒソップと重複しますが、ヒソップとは近い関係にはありません。別種と考える方が良いでしょう。
すでにご紹介したようにヒソップは夏にさわやかな青やピンク、白の花を咲かせます。暑い時期に真っ青の花を見たら、さわやかな気分になることができそう。しかも清涼感のある香りも楽しめます。園芸素材として人気なのですよ。
鉢植えやプランター、地植えで楽しめます。収穫した葉でハーブティーを楽しむこともおすすめです。しかし、食用として利用する場合は、農薬にご注意ください。心配な場合はハーブショップで買った苗を利用しましょう。
ハーブとしての効能として、咳や鼻づまりにも良いと言われています。夏の暑さや冬の寒さに強く、育てやすい植物ですよ。
GreenSnap編集部