warning
error
success
information
純白で可愛らしいセイロンライティアの花は、初夏~秋にかけて長い期間観賞することが出来ます。スリランカ原産の植物のため、耐暑性が強い植物です。多年草植物のため、手入れをすることで毎年花が咲きます。セイロンライティアには、その気品ある花姿から素敵な花言葉がいくつもあります。
それでは、セイロンライティアの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!
セイロンライティアの花言葉は、「清純」「清楚」「内気の美しさ」です。清純や清楚という花言葉は、白い花が上品で爽やかに咲く花姿が由来のようです。また、セイロンライティアが濃緑色の葉の中にひっそりと咲く花姿から、内気の美しさという花言葉が付けられたようです。
セイロンライティアには素敵な花言葉が多いので、相手に花束などを贈る際はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
セイロンライティアという名前は、原産国であるスリランカの旧国名、そして属名の「セイロン」と、イギリスの植物学者であるウィリアム・ライト(William Wright)の名前が由来とされています。英名では、「tellicherry bark」や「white angel」などと呼ばれています。
セイロンライティアの学名は「Wrightia antidysenterica」であり、「Wrightia」はウィリアム・ライトへの献名です。「antidysenterica」は、「anti(敵対、対抗)」+「dysenterica(赤痢)」が語源であり、セイロンライティアの樹皮には赤痢に効果がある成分が含まれていることが由来とされています。
可愛らしい白い花が咲くセイロンライティアは、熱帯性常緑低木です。開花時期は6月~10月頃で、次々につぼみを付けて長い期間花の観賞が楽しめます。セイロンライティアのつぼみや花姿はジャスミンのようで、枝先に白色の花を数輪咲かせます。草丈は30cm~2m程度で、花びらの大きさは約3cmです。
セイロンライティアの花は2重に咲いている印象がありますが、中心部にある副花冠が発達したことでこのような花姿になりました。花には芳香がありませんが、純白の綺麗な花を咲かせます。
セイロンライティアは、日本にはタイを経由して花木として渡来しました。耐暑性には優れていますが、耐寒性と耐乾性は弱い植物です。15度以下の気温では育ちにくいため、冬の時期は温暖な室内で育てるようにしましょう。
セイロンライティアは、熱帯地域が原産の多年草植物です。高温多湿には強いですが、一方で寒い環境には適していないため、鉢植えであれば冬は15度以上の室内で育てるようにしましょう。また、土を乾かし気味に管理することで、約10度までは耐えることが出来ます。地植えの場合は、一年草として楽しむことが出来ます。セイロンライティアは乾燥に弱い植物のため、春~秋の季節は土の表面が乾いたら十分に水やりをしましょう。日当たりが良い環境を好みますが、夏の時期は直射日光を避けて半日陰で育てるようにしましょう。
多年草のセイロンライティアは、育てる環境を整えてあげることで毎年花を咲かせます。夏の時期に純白で可愛らしいセイロンライティアを観賞していると、涼しい気持ちになります。鉢植えや地植えだけでなく寄せ植えなどでも楽しめる植物なので、ご興味があればぜひご自宅でセイロンライティアを育ててみることをおすすめします!
Lily