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ウォーターポピーは6月~10月頃に見頃を迎え、丸い葉が水面に浮かび淡い黄色の花を咲かせます。浮葉植物のため池や河川などに咲き、ご自宅のお庭などでは水鉢で育てることも出来ます。多年草植物のため毎年花が咲きますが、ウォーターポピーの艶のある丸い葉だけでも素敵な印象です。
今回は、ウォーターポピーの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!
ウォーターポピーの花言葉は、「幸運が来る」「水辺の美人」です。ウォーターポピーの花色は淡い黄色で、黄色は風水で幸運という意味があります。ウォーターポピーの花色が黄色いことから、幸運が来るという花言葉が付けられたのではないでしょうか。
また、水辺に咲くウォーターポピーの花はとても綺麗なので、花が咲いているその姿から水辺の美人という花言葉が付けられたようです。
英名である「water poppy」は、ポピーのような黄色い花を咲かせることから名付けられました。ポピーとは、ケシ科全ての植物のことを表しています。また、和名の「ミズヒナゲシ」という名前は、花がヒナゲシに似ていることが由来です。
ウォーターポピーの学名である「Hydrocleys nymphoides」は、ギリシャ語が由来です。「Hydrocleys(ヒドロクレイス)」とは、「Hydro(ヒドロ)」は水、そして「cleys(クレイス)」は鍵という意味です。「nymphoides(ニンフォイデス)」は、スイレン属に似たという意味があります。
ウォーターポピーは沼や池、そして河川などに生育する浮葉(ふよう)植物です。浮葉植物とは、葉は水面に浮かび水底に根を張る植物のことです。開花時期は6月~10月頃で、淡い黄色の花が咲きます。水面から3cm程度の高さで、約3cm~5cmの花を咲かせます。草丈は10cm程度で、葉は楕円形で少し厚みがあり水面につるを伸ばして広がるのが特徴です。
ウォーターポピーは多年草で一日花ですが、次々に蕾を付けて花が咲きます。ブラジルやベネズエラなど南米産の植物で、日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれたことが始まりです。耐寒性に弱いため、冬の時期は凍結させないためにも室内の日当たりが良い場所で管理すると良いでしょう。また、通年水を切らさないように育てるようにしましょう。
ウォーターポピーの葉や花が水面に咲いている姿は、とても美しいです。池や河川などに咲いていますが、水鉢で育てることも出来ます。つるは横に20cm~50cm程度まで広がるため、4号以上の水鉢で育てるようにしましょう。ウォーターポピーの葉は、多少水中に沈んでも特に問題はありません。地植えの場合は、葉が沈み過ぎないように植え込む位置を調整しましょう。
冬の時期は枯れたような印象ですが、多年草のため株の肥培と日なたで育てるということを意識することで暖かくなると花が咲きます。楕円形の可愛らしい葉なので、花が咲かない時期でも水鉢にウォーターポピーがあるだけで素敵な印象になります!水面に咲くウォーターポピーを観賞していると涼しげな気持ちになり、初夏~夏の時期にぴったりの植物です。
綺麗な花が咲くウォーターポピーは水草代わりにもなるため、メダカ池などで育てると素敵です。ご興味があれば、ぜひご自宅のお庭などで育ててみることをおすすめします!
Lily