warning
error
success
information
爽やかな香りで癒してくれるレモングラスは、料理や、ハーブティーで楽しまれることの多いハーブです。薬用の効果もあったりと私たちの生活の中で活躍してくれています。
今回は、レモングラスの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
香料としても用いられる、すっとした香りがすることに由来した花言葉といえます。
レモングラスの歴史はかなり古く、インド周辺の地域では数千年前から人々にから好んで使われ、栽培されてきたそうです。伝統医学であるアーユルヴェーダでも利用されてきたといわれています。
このハーブには、レモンと同じ香りの成分であるシトラールが含まれており、爽快な香りを放っていることから、レモンの香りのする草ということで「レモングラス(lemon grass)」と名付けられたようです。
レモングラスはイネ科オガルガヤ属の多年草ということで、稲のように花をつけます。米粒程度の大きさの黄色い花に、たくさんの赤っぽい毛が生えたような姿をしています。
したがって、風邪の症状が出始めたときには、レモングラスを使った紅茶を飲むことなどがおすすめです。
また、水虫の治療にも効果があるようです。
レモングラスの香りについても効能があり、虫が嫌うため虫除けスプレー等の材料として使われることもあるようです。育てたレモングラスの葉をクローゼットの中に忍ばせておくだけで虫がつかないともいわれます。
さらに、このハーブが放つレモンのような香りは、眠気を覚ます効果もあるので、気持ちを切り替えさせてくれます。憂鬱な日々が続いているようならば、是非使ってみてください。
ほかにも胃の働きを助け、消化を促進してくれることから、脂肪分解を促す作用もあると期待されています。食べ過ぎでの胃もたれや胸やけの際などに、レモングラスのハーブティーを飲んでみましょう。
水蒸気蒸留法を用いて取り出されたレモングラスの精油は、食品や飲料、香水などに添加して使われています。精油の場合には、消化促進作用も期待できるので、食欲不振や消化不良に悩まされている方は改善できるかもしれません。
また、鎮痛作用ももっているので、代謝や血行のよさを促進して運動後の疲労回復や神経痛や頭痛の改善にも効果が高いと考えられます。肩こりに悩まされている方も必見です。
レモングラスは南インドやスリランカ、東南アジアに多く生息し、数十種類ほどが存在しているといわれています。中でも有名なのは、西インド種(西インドレモングラス、ホワイトグラス)と東インド種(東インドレモングラス、レッドレモングラス)でしょう。
日本で販売されているレモングラスのティーのほとんどは西インド種が用いられています。今では西インドで育てられているらしい東インド種は、茎が赤く柑橘系の香りだけでなくバラのような香りが強烈です。
一方の西インド種は、スリランカが原産だと考えられており、西インド諸島からアジア、アフリカといった熱帯地方で栽培されており白い茎を持ち柑橘系の爽快な香りをしています。
香りの質自体は西インド種の方が高く評価されていますが、ただ精油としては東インド種の方が多く用いられているようです。
なお今現在の栽培はインドだけでなく、ネパールやブータン、エジプト、オーストラリアなどでも、その生命力の高さを発揮してかなり広くで行われているようです。
風水において、レモングラスを含む植物の緑色は「運を運んでくる」力があるとされています。特にいきいきとした観葉植物には、気を浄化する作用をもっており、良くない流れを入れ替えてくれる効果があるそうです。
そのため、植物の中でも芳香性のあるものの香りを室内に満たす、もしくは巡らせることでより運気をあげるともいわれています。
こうしたことから、寝る前に収穫したレモングラスのティーを作って香りと味を楽しむといいでしょう。またはレモングラスを用いたアロマを使うのも、心も安らぐので効果は高いかもしれません。
また、レモングラスは中でも金運アップの効果が高いといわれており、職場での出世や起業独立を目指す方にはおすすめです。コミュニケーションがスムーズにいくように働きかけてくれる効果もあるようです。
育てることも特別難しい植物でもないので、自分で育てたレモングラスで爽やかな香りを楽しんでみてはいかがですか?
GreenSnap編集部