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ユニークな姿が人気のガクアジサイは、主流のホンアジサイとはまた違った楽しみ方ができる魅力があります。種類がとても多い特徴もあるんですよ。
今回は、ガクアジサイの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
花が虹のように七色に変色する姿から、どうしてもホンアジサイの花言葉である「移り気」「高慢」といったマイナスなイメージが払拭できないことがあります。
しかしガクアジサイは、どちらかといえばひたむきな姿を連想させます。女性に例えると、恐妻と貞淑な妻といったところでしょうか。その飾らない粛々とした花姿は、ガクアジサイにぴったりな花言葉ですね。
ガクアジサイの花は中央にある小さな粒粒したものだと前述しました。その縁に花びらのような萼が取り囲んでいるため、額縁のようなアジサイとして、いつしか「ガクアジサイ」と呼ばれるようになりました。
同じアジサイ科であるヤマアジサイの品種とすごく似ていますが、ガクアジサイは葉に光沢があるものの、ヤマアジサイは葉に光沢がありません。
房総半島や伊豆半島など、関東以南の沿岸沿いに自生しているのを見ることが出来ます。
ガクアジサイの花は、中央にある白やピンク、紫といった小粒に集合したつぶつぶの箇所となります。開花時期は、8~9月頃の夏です。
特徴である四角い花びらのようなものは、花でなく、萼(がく)というめしべやおしべを包んでいた表皮になります。両性花といって、一つの花に雌しべと雄しべがある特徴をしており、花径は1cmにも満たない小さなものです。
種類としては、伊豆諸島に生息する八重咲きになる「城ヶ崎」や踊った見た目のように可愛らしい「ダンスパーティー」といったものがあります。
「ベニガクアジサイ」は江戸時代から園芸として栽培され、花火大会から「隅田の花火」と命名された品種もあります。
ファッションコーディネート、ネイルカラー、もしも何か一つ感性を研ぎ澄ましたいならば、紫を取り入れると吉です。紫は古来より高貴な色とされ、五行説では火の性質を持っています。
赤が火の色を表すように、赤は刺激的な色です。紫も刺激色になりますが、紫は赤よりも洗練された色とされるので、自己アピールに欠かせないものになります。自信アップにつながるので、ガクアジサイを育てて感性を養いましょう。
ホンアジサイとはまた違った雰囲気のアジサイを楽しめるガクアジサイを育てて、梅雨を楽しんでみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部