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梅に似た花をつけるためバイカウツギと名付けられたこの花は、日本で古くから親しまれてきた植物です。夏の始めに涼しげな花を咲かせてくれます。
今回は、バイカウツギの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
ほかの花言葉には「気品」や「品格」があり、特に「思い出」という意味は興味深いものがあります。由来はバイカウツギの香りをかぐと、思い出や記憶に結びつくからだそうです。花の香りを嗅いで、誰か大切な人を思い出したいものですね。
旧暦の4月を卯月と呼びますが、これは「空木(ウツギ)」という木が花を咲かせる時期から、そう呼ばれるようになりました。
ウツギは、古くから茎の中が空洞になっていることから「うつろな木」と呼ばれ、それがいつしかウツギに定着しました。
そして、バイカウツギはウツギに似た特徴があり、また花が梅の形に似ていることから、どっちの良いところも取って、バイカウツギと呼ばれるようになりました。
日本原産のものでは、地名の名がついた「シコクウツギ」や「ニッコウバイカウツギ」などがあります。
また西洋に帰化した「セイヨウバイカウツギ」は別名「ベル・エトワール」と呼ばれ、エリザベス一世が活躍した時代にヨーロッパへと持ち込まれました。
ガーデニングの植物として大変人気が高いです。
初夏の暑い時期にバイカウツギの花を見て涼んでみましょう。
GreenSnap編集部