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初夏に白く美しい花を咲かせるヒメウツギ。ガーデニングなどでもよく見かけることがあり、庭木としても用いられることの多い植物です。
今回は、ヒメウツギの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
ヒメウツギの花言葉は「古風」「風情」「秘密」「夏の訪れ」などです。
「古風」や「風情」は、ヒメウツギの花のひかえめなで上品な美しさにちなんでいます。「秘密」は枝の中が空洞になっているという特徴が由来とされています。
そして、「夏の訪れ」はヒメウツギの花が初夏に咲くことからつけられました。
ヒメウツギの花言葉に怖い意味はありません。
ヒメウツギの名前は、ウツギよりも小ぶりであることからつけられました。また、ウツギは幹の中が空洞になっていることから、空木と書いて呼ばれるようになったとされています。
また、昔の人はウツギの花の開花状況を見ることによって、その年の気候や作物の実り具合を判断していました。おからを卯の花といいますが、卯とはウツギを指し、おからの形状がウツギの花に似ていることから「卯の花」とも呼ばれています。
ヒメウツギの葉は民間療法で薬として葉を煎じて飲まれ、とくに肝臓に効くとされており、黄疸などの治療薬として古くから使われていました。
ヒメウツギは春〜夏にかけて、2cm程度の白い花をたくさんまとまって咲かせます。花はやや下を向いているのが特徴です。
ヒメウツギは一般的なウツギと比べると、花の時期などにはほとんど差がありませんが、やや小ぶりで控えめな花を咲かせまし。そのため、普通のウツギよりも洋風な雰囲気にもマッチしやすいです。
ヒメウツギの種類は2種類ありますが、花の形などのバリエーションも特にありませんが、近縁種であるウツギ科の植物は多く存在します。
ヒメウツギを植えてはいけないといわれる理由の一つに、縁起が悪いとさえれるタニウツギと混同されているということがあります。ヒメウツギには縁起が悪いという言い伝えはないので安心してお庭に植えましょう。
そのほか、生長速度が早く横に広がる性質があることも理由として挙げられますが、丈夫な植物なので、毎年切り戻し剪定して小さく育てることができます。
古くから日本に自生してきたヒメウツギは私たちにとってはとても身近な植物です。白く美しい花が魅力的で庭木としても栽培されてきました。
基本的にあまり手がかからなく、他の植物とでも合わせやすいのでみなさんも育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部