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ふわふわした花形が特徴のアゲラタムは、5月~10月頃に見頃を迎えます。さまざまな花色があるアゲラタムですが、特に紫色のアゲラタムは夏に鑑賞すると涼しげな印象を与えてくれます。アゲラタムは品種によって草丈の高さが変わるため、花壇や切り花など楽しみ方もさまざまです。
今回は、アゲラタムの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!
アゲラタムの花言葉は、「信頼」「安泰」「幸せを得る」などです。信頼という花言葉は、アゲラタムの花が長い期間咲き続けることが由来と言われています。また、アゲラタムは花持ちが良く色褪せしにくいことから安泰や幸せを得るなどの花言葉が付けられたとされています。
アゲラタムには素敵な花言葉が沢山あるので、友人や恋人などに贈る際はぜひ花言葉を意識してみてはいかがでしょうか。
アゲラタムという花の名前は、学名である「Ageratum」が由来です。アゲラタムの学名はギリシャ語の「ageratos(不老)」が由来とされ、アゲラタムの花が長い期間色褪せずに咲き続けるということにちなんでいます。
英名では、「Floss flower(フロスフラワー)」や「Bluemink(ブルーミンク)」などと呼ばれています。「Floss(フロス)」とは英語で「絹綿状の」という意味があり、アゲラタムの花びらの形に由来しています。また、「Bluemink」は「青色のミンクの毛」という意味であり、ふわふわした花形から名付けられました。
和名である「カッコウアザミ(霍香薊)」は、葉の形がシソ科のカッコウ(霍香)に似ていることから、そしてアザミのような花形であることが由来とされています。
アゲラタムの開花時期は5月~10月頃であり、一年草植物です。原産地であるメキシコなど中南米では多年草ですが、耐寒性に弱いため日本では一年草として扱われています。アゲラタムにはわい性と高性種の2種類があり、品種によって変わります。わい性の草丈は約15cmで、高性種の場合は60cm程度です。
花の大きさは約1cm~2cmで、青色や紫色の他にピンク色や白色などの花色もあります。アゲラタムは官状花と呼ばれる糸のような細い花びらが特徴で、小さな花が沢山集まって咲きます。アゲラタムの花は花持ちが良くて色褪せすることもなく、長い期間咲き続けます。
耐暑性には強い植物ですが、夏は他の時期に比べて花数が少なくなります。また、日当たりが悪いと花付きも良くないため、日なたで育てるようにしましょう。日本では「カッコウアザミ(霍香薊)」という品種が主流であり、明治時代初期に日本に持ち込まれました。
アゲラタムの品種は、世界で約40種類あります。品種によってわい性と高性種があり、さまざまな楽しみ方があります。
花色は紫色をはじめ、赤色や白色などがあり、わい性のアゲラタムです。与える水や肥料の量がとても重要で、多すぎたり少なすぎたりすると枯らしてしまう原因になります。育てる時は、日頃から土の状態などを確認しておく必要があります。
赤紫色の花が咲き、強くてしなやかな高性種のアゲラタムです。開花時期は1月~5月頃で、他の種類のアゲラタムに比べると早い時期に見頃を迎えます。
青紫色の花で、草丈が80cm程の高性種です。花と花の間に適度な空間が出来るため、従来のアゲラタムと印象が変わります。開花時期は7月~10月頃です。
紫色やピンク色、そして白色などさまざまな花色がミックスされた品種で、色合いがとても綺麗です。草丈は約60cm~70cmの高性種であり、大輪種です。
アゲラタムは品種によってわい性と高性種があり、楽しみ方も変わります。アゲラタムはもともと高性種の植物でしたが、その後品種改良が進んだことでわい性の品種が出来ました。現在ではわい性のアゲラタムの方が人気になり、花壇やプランターなどで楽しむことが出来ます。一方、トップブルーやレッドシーなどの高性種は切り花で楽しむことが出来ます。その他、アゲラタムの花は色褪せないためドライフラワーとしても楽しめます!
アゲラタムの花色は紫色が主流ですが、ピンク色や白色などもあり、豊富な花色も魅力の一つです。育てる場所や土の状態を観察する必要はありますが、育てやすい園芸品種です。
アゲラタムは長い期間咲き続けることから、素敵な花言葉が沢山あります。花束などでアゲラタムを贈る際は、ぜひ花言葉を意識してみることをおすすめします!
Lily