warning
error
success
information
真っ赤なお花の印象があるキンレンカ。ここではキンレンカの花言葉についてご紹介しています。学名やキンレンカの外見が由来となった花言葉を知ると、よりキンレンカを好きになるはず。ぜひご参照ください。
キンレンカの花言葉は、「勝利」、「困難に打ち勝つ」、「愛国心」、「忠誠心」、「恋の炎」、「恋の火」です。
キンレンカの学名はトロフィーが語源です。トロフィーはみなさんご存じですよね。スポーツなどで優秀な成績をおさめるともらえる記念品のことです。トロフィーはかつては、戦争で活躍した兵士に送られるものだったのです。このトロフィーという学名から、戦争から帰還した兵士をイメージして、花言葉がつけられました。
また、赤やオレンジといった暖色の花をつけることから、「恋の炎」、「恋の火」という花言葉がついています。「困難に打ち勝つ」という花言葉も素敵ですよね。スポーツなどの試合や入試、資格試験に励む方へのプレゼントや差し入れにもおすすめのお花と言えます。
園芸店では、キンレンカだけでなく、ナスタチウムという名でも流通しています。一重咲きが多いですが、八重咲のボリューミーなものも。また葉に斑が入った品種もあり、バリエーションが豊富です。つるを伸ばしてよく成長するキンレンカ。
しかし、人気で流通しているものは、矮性(わいせい)の品種が多いです。矮性とは、標準より小ぶりな種類のことです。
キンレンカは、鮮やかな赤い花と丸い葉が特徴です。この赤い花をカブト、丸い葉を盾に見なして、帰還した兵士のように海外では見えたそうです。そのため、トロフィーから関連したTropaeolum(トロパエオラム)という学名が付けられました。
日本では、ハスの葉のように丸いことから金蓮花(キンレンカ)という名がつけられています。キンレンカの花はけっして金色ではありません。しかし、鮮やかなオレンジや黄色の花が太陽に照らされ、まるで金色のように見えたのかもしれませんね。
キンレンカの花期は5~6月、9~11月。長くお花を楽しめる植物と言えるでしょう。バラのように春または秋に咲きます。花の大きさは5~7センチです。
赤、オレンジ、黄、ピンクといった暖色系の力強い色をしたお花を花期には楽しめます。色は非常に鮮やか。キンレンカの花を見ていると元気になれそうです。花弁ははっきりしたカラーなため、葉の緑とのコントラストも美しく、ガーデニングにもおすすめです。
先述したように、キンレンカは漢字で書くと「金蓮花」。こちらは葉がハスのように丸くコロンとしているから。花だけでなく葉も個性や特徴がありますので、ぜひ観察してみましょう。
ここでは、キンレンカの主な種類についてご紹介します。
キンレンカのなかでも、ヒメキンレンカは草丈が低いのが特徴です。こんもり咲く愛らしい種類です。
ナスタチウムという名で流通しています。ガーデニングで非常に人気な種です。
こちらはキンレンカのなかでも、ハーブとして利用される種類です。花や茎には独特の香りと辛みがあります。エディブルフラワー(食べられるお花)としても利用されることも。
キンレンカの花はビタミンCやミネラルが豊富。しかし食用にするには注意が必要。ハーブとして利用する場合は、薬剤などに注意をして育ててくださいね。
キンレンカは独特な香りと辛みがあるため、アブラムシをが嫌うとされています。アブラムシがつきやすい植物の近くに植えてみても良いでしょう。育て方は難しくはありませんが、高温多湿に注意。なるべく通気性のよいところで育ててください。
勝利や困難に打ち勝つなどの素敵な花言葉にも注目してみてくださいね。
GreenSnap編集部