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テッポウユリとは、日本固有の植物で球根から育てることができる植物です。純白の美しい、ラッパの様な姿の花を咲かせます。小振りで華奢な姿が、日本人の琴線に触れる美しさを持っています。香りも楽しむことができる植物です。
この記事ではテッポウユリの花言葉を中心に、種類などご紹介します。
テッポウユリの全般的な花言葉は、「純潔」「甘美」「威厳」といった意味を持っています。ここではテッポウユリの花言葉の由来などをご紹介します。
ユリの白い花は、聖母マリアの処女性を象徴している花という謂れがあります。このことが由来して「潔白」という花言葉が付きました。心の美しい女性に、賞賛を込めて贈ると良いですね。
ユリの花が持つ独特な、まさに甘美な香りからついた花言葉ではないでしょうか。エキゾチックな魅力を持つ女性へプレゼントしたいですね。
ユリの堂々とした花姿が由来しているといわれています。目上の人やプライドが高い人へのプレゼントに喜ばれそうです。
[別名] 鉄砲百合(てっぽうゆり)、琉球百合(リュウキュウユリ)
科・属:ユリ科ユリ属
性質・分類:球根、多年草
原産地:日本
開花時期:5~8月
花色:白色
テッポウユリは、ユリ科ユリ属の日本固原産の多年草です。九州南部から沖縄にかけて分布します。琉球百合と呼ばれることがあるのはこのためです。
テッポウユリ(鉄砲百合)は5~8月頃に長さ10~15cmの純白の花を咲かせます。名前の由来ですが、ユリは茎が細いが花が大きいため、風に揺れる姿が「揺すり」と呼ばれ、それが「ゆり」に変化したと言われています。
テッポウは、花の形が旧式の鉄砲に似ている事が由来しています。合わさってテッポウユリ(鉄砲百合)となりました。
ユリの種類は、花姿が似ていて見分けにくいものが多いです。特に、テッポウユリ(鉄砲百合)とタカサゴユリはとても似ています。
タカサゴユリの別名は「ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)」といわれるほどです。テッポウユリとタカサゴユリを掛けあわせて作られた「シンテッポウユリ(新鉄砲百合)」という品種もあります。発芽から開花までの期間が短く、草姿はテッポウユリに比べて細身。切り花向きで、広く流通しています。
テッポウユリは、基本的には初心者にもおすすめの育てやすい植物です。ここでは、テッポウユリの育て方のポイントをご紹介します。
テッポウユリは、毎年植え替えることをお勧めします。10月~11月の冬の前に行うとよいでしょう。連作障害が発生しやすいのが唯一の弱点といえます。
球根は、乾燥に弱いです。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えるとよいでしょう。
花が咲き終わった後そのままにしておくと、球根の栄養が持っていかれてしまいます。ですので、枯れた花は茎ごと切り取るとよいでしょう。
テッポウユリは育てやすく、香りもよく、見た目も清楚で美しい花です。目上の女性へのプレゼントに、花言葉を添えてプレゼントすると良いでしょう。日本固有種のテッポウユリを、一度プレゼントに選んでみませんか?
GreenSnap編集部