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青色の涼しげな花を咲かせるデルフィニウムは、ヨーロッパに伝わるおまじないの「サムシングブルー」のブーケに使われる花です。
とても素敵な花で切り花やアレンジでもよく使われますよね。今回は、デルフィニウムの花言葉や種類、花の特徴を紹介していきます。
デルフィニウムの花言葉は「清明」です。
名前の由来であるドルフィン(イルカ)に関連した花言葉がつけられました。海外においても、寛大、楽しみ、愛着などを意味する花言葉がつけられています。
また、デルフィニウムは青色の花が特徴的ですが、様々な色がありますが、色別での花言葉は存在していません。
デルフィニウムの花言葉に怖い花言葉はなく、その花色から連想される広大な海を表すようなポジティブな花言葉を持っています。
デルフィニウムという名前は、つぼみがイルカに似ていることから、ギリシャ語のデルフィンが由来しています。
また和名のオオヒエンソウのヒエンとはツバメを表します。大空を羽ばたくツバメの姿に花が似ていることからオオヒエンソウと名付けられました。
デルフィニウムがドルフィンに由来しているように、植物は動物に例えられることが多いですが、デルフィニウムは植物全体に毒を含んでいます。
じつは毒草として有名なトリカブトとも近縁種であり、大量に食べると命に関わることから、ペットや子供が間違って食べないように注意する必要があります。
デルフィニウムの花の開花時期は5〜6月です。見頃の季節には様々な色で彩ってくれ、切り花などで楽しまれます。
デルフィニウムは多くの品種が存在していて、その品種は花の色によって大分されています。大きく分けて青色系統、白色系統、紫色系統の3種類が存在しています。
デルフィニウムの品種は、花茎が長く伸びて迫力があるエラータム系、茎が細く、まばらに花をつけるシネンセ系、エラータム系とシネンセ系の中間の特徴をもつベラドンナ系の3種の系統に大分されます。
さらにその中で代表的な品種としては、エラータム系に属してm以上に成長する大型の品種であり、花穂が長く伸びて八重の花をびっしりと咲かせるという特徴があるオーロラや、
オーロラと同様にエラータム系に属し、1m以上に成長して八重咲きの花を咲かせるがオーロラよりもまばらに花をつけるキャンドル、細長い体ながらよく枝分かれして、一重の花を点在して咲かせるベラドンナ、
シネンセ系に属し、花が枝分かれして咲くのが特徴的な、50〜80cmとやや小ぶりなミストラル、
エラータム系に属し、全長70〜80cmながら、花茎だけで50cm近くあり、密集した花が圧巻のマジック・フォンテンズ、エラータム系で花茎だけで50cmを越え、全体では1mをゆうに超える大型種で、八重の花を咲かせる迫力のある品種であるパシフィック・ジャイアントなどが有名です。
青色の花は風水において「仕事運」に関係するため、仕事に関する運気を上げたい時にデルフィニウムは最適といえます。また、背丈の高い植物は健康と金運に関係するため、そのような運気の上昇を狙う際にデルフィニウムが活用できます。
デルフィニウムの美しい青い花はとても人気の花で、アレンジでも扱いやすくリースにしたり、そのまま花束でも楽しむことができます。
これから暑くなっていくという時期に涼やかな色の花を咲かせてくれるデルフィニウムの花を花束にしてプレゼントしてみましょう。
GreenSnap編集部