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古くに中国から日本に伝えられたシュウメイギクは秋に満開を迎える美しい花です。種類も多く、秋のガーデニングを彩ってくれる花の一つです。
今回は、シュウメイギクの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
移ろいゆく恋心を象徴し、パートナーへの愛情がだんだんとなくなっている状態を意味します。アネモネと同属の仲間ということもあって、儚げな雰囲気は似ています。プレゼントにする際には、花言葉で誤解されないように気をつけてください。
シュウメイギクは、”キク”という名前を持ちますが、キンポウゲ科に属しています。学名は「Anemone hupehensis var. japonica」とあり、アネモネの仲間です。
ジャポニカと名前にありますが、原産国は中国でそこから帰化した品種です。日本で繁殖したものがヨーロッパに渡り、そこでタイワンシュウメイギクとの交配で生まれた品種のため、このような学名がつきました。
日本では京都の貴船地方で野生化しており、キブネギクとも呼ばれています。このキブネギクが本来のシュウメイギクの種類です。
花の色は品種によって異なりますが、元々は紫色だったのもが、白やピンク色のものが増えています。シュウメイギクの花の開花時期は8月から10月です。
ヨーロッパで交配されたのがチャボシュウメイギクと呼ばれる品種で、草丈が20cmから40cmと小さく矮性されたものです。花色は白・桃・紅などといった複数の花色を持ちます。
ダイアナと呼ばれる品種は元のシュウメイギクよりも花色が濃いのが特徴です。がく片は濃い桃色で、中心部分には黄色のコントラストが映えます。開花時期が8月から9月とやや早めなのも特徴です。
そのほかにも、園芸種として独自に開発されたものなどさまざま存在します。
種類も様々あるので自分好みのシュウメイギクをお庭で植えてみてはいかがですか?
GreenSnap編集部