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プリムラの仲間の一種であるサクラソウは、古くから日本で愛されてきた花で、江戸時代の武士達の間で流行っていたそうですよ。品種が多く寄せ植えに用いられることが多い花です。
今回は、サクラソウの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
サクラソウの開花期間が短いということが、美しいものでも長く続かないのだという感慨と重なって「少年時代の希望」や「初恋」という花言葉になったとされています。
また、品があり可愛らしい花を咲かせる様子が「自然の美しさを失わない」や「純潔」に繋がっています。
サクラソウという名前は、桜の花に似ている草であることでつけられました。
日本では「日本サクラソウ(日本桜草)」といわれることもあります。学名は、Primula sieboldii(プリムラ・シーボルディー)です。種小名であるsieboldiiは、ドイツの医師であったシーボルトから由来しています。
属名にも起用されているPrimulaは、ラテン語の「最初の」という意味であるprimosを語源としています。
日本では江戸時代から親しまれてきた経緯もあり、多くの株が栽培されてきましたが、明治維新や太平洋戦争の影響で一時期は廃れてしまいました。
それも1945年代後半になると愛好家が増え栽培も再び盛んになり、今でも多くの園芸愛好家によって育てられています。現在は、日本各地でサクラソウ展などが開催されたりしています。
サクラソウの花の色は白やピンクが主流ですが、紫や褐色などに咲く品種もあります。薄い色に咲くこともあり、非常にきれいで可愛らしい花となります。
毎年花を咲かせ、桜のような花が咲き乱れます。主に川岸や草原に自生する野草です。
現在ではサクラソウが多くある場所は、貴重なところとされています。群生する場所が、特別天然記念物に指定されているケースもあるほど。
サクラソウが含まれるサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)は、500種類以上が北半球を自生地としています。
サクラソウの園芸品種は、花の咲き方や花の色、大きさなどが異なるものがいろいろと存在しています。代表的なものに「浮間白」や「五台紅」、「南京小桜」、「青葉の笛」などといった種類があります。
特に、青葉の笛は江戸時代の中期辺りにつくり出されたとされる園芸品種です。真っ白な花びらに緑の筋が入ります。”サクラソウ”は野生種1種と、園芸品種を含めたものの総称です。
外来種でもサクラソウと呼ばれることもあるので、それを区別するために「日本サクラソウ」という名がつけられていることもあります。
日本サクラソウには、「人気運」と「恋愛運」をアップさせる効果が期待できます。サクラソウの花は純粋さを表すもの。恋愛に関してもマンネリしている人におすすめです。
開運させるには、サクラソウを眺めながら「優しさをありがとう」、「恋しています」というと良いのだとか。
古くから品種改良が盛んに行われてきましたが、本来のサクラソウの素朴は失われませんね。
みなさんもサクラソウを育てて寄せ植えしてみてくださいね。
GreenSnap編集部