カリンといえば黄色い実をつける果樹です。のど飴の材料として使われることも多く、馴染みのある果実ですよね。カリンは花も綺麗で、育てやすく庭木として人気です。
今回は、カリンの花言葉や効能、実や花の特徴を紹介していきます。
カリン(花梨)の花言葉
カリンの花言葉は「豊麗」、「唯一の恋」、「優雅」があります。
美しい花を咲かせて梨に似た実を付けることから、カリン(花梨)といいます。そんなカリンは、春になると花を豊かに咲かせる様子から「豊麗」や「優雅」いった花言葉があります。
カリン(花梨)の基本情報
- 学名
- Pseudocydonia sinensis
- 科・属
- バラ科・ボケ属
- 原産国
- 中国
- 別名
- 木瓜(モッカ)
カリン(花梨)の花言葉の由来
「唯一の恋」という花言葉もあります。たくさん花を咲かせるのに、唯一?と思うかもしれませんが、これは、カリンが恋多き女神アフロディーテの聖花であるところからきているといわれています。「唯一の恋」には、女神が本当に恋しているのは夫だけという意味があるのです。
ほかに、「努力」や「可能性」といった花言葉もあります。美しく香る花を咲かせ、カリンの実には薬効も期待でき、その木は高級木材としても重宝…、そんなカリンにはたくさんの可能性が秘められていますから。
カリン(花梨)の花の特徴
カリンは開花時期の4月下旬頃になると、かわいくて香りのよいピンク色の花を咲かせます。そしてその後実を付けると、緑色だった実が10月から11月頃には、香りのよい黄色の熟した実となり、収穫できるようになります。
カリン(花梨)の実の食べ方
カリンは生では渋くて食べられませんが、とても香りがいいので、ジャムや砂糖漬け、果実酒、それに芳香剤などにも加工されています。咳止めや、のどの痛み止めとしても効果が期待できるといわれています。
カリン(花梨)の実の効果、効能
カリンは秋の10月から11月に黄色い実をつけます。そのままだと渋く固いので砂糖漬けやはちみつ漬けなどにされます。
中国では咳止めや鎮痛作用があり「木瓜(モッカ)」という漢方薬として親しまれています。
また、カリンの実にはビタミンCやポリフェノールが多く含まれていて、美肌効果や疲労回復に期待が持てるとされています。
カリン(花梨)は甘い花言葉を持っている果樹
カリン花も実も楽しむことができる果樹です。庭木として育てられている家もありますよね。比較的育てやすく、実がなるとおいしく食すこともできるため、果樹を初めて育てるという方にはおすすめかもしれませんね。
みなさんも素敵な花言葉があるカリンを庭木として育ててみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
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