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シャガは古くから日本に自生していて、アヤメによく似た花を咲かせます。日陰を好み冬でも枯れないことから育てやすく、お庭におすすめの花です。
今回は、シャガの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
品種改良もせず園芸種も出ないというところがまさに「反抗」がしっくりきますね。その反抗の由来には、剣先のような鋭い葉の形が人間の足に踏まれない日陰でも花を咲かせる様子から付けられました。
「友人が多い」という意味になった理由には、種は作らずとも根茎を横にどんどん伸ばして多数の花を咲かせる性質を持っていることに由来します。
後半のjaponicaには、「日本の」という意味です。英名では、「Fringed iris、Crested iris」となります。
シャガの根茎には、扁桃腺炎などを抑える作用があり、薬草として用いられています。その生薬名に「シロバナシャカン(白花斜干)」と呼ばれています。別名「胡蝶花」という名前もあります。シャガは漢字で書くと「射干・著莪」になります。
花は白色に近い淡い紫色で、花びらの中心から斑に黄色の突起物を一つ出しています。その周りを囲うように、青紫色の斑点がはっきりと入ります。
シャガの花の花径は5cm程度の大きさです。この花をつける品種がスジジャガです。ヒメジャガという品種には、一重花と八重花に咲くもので薄い紫色と白色の花が咲きます。
中国青花シャガは濃いめの青紫色の花になります。花は朝に蕾が開いて夕方には閉じてしまいます。
日本では種をつくるシャガの品種はありませんが、中国では変異で種ができる品種もあるそうです。
シャガの品種には、日本でも江戸時代から園芸用として親しまれていた「スジシャガ」があります。スジシャガには、葉に白い筋が入るので「班入りジャガ」という呼称もあります。
そして、日本の山でも見かけられる「ヒメシャガ」という品種があります。シャガに似ている小型の植物です。環境省では準絶滅危惧種として取り扱われています。原産地である中国で見つかった草丈が30〜40cmと低い品種の「中国青花シャガ」です。
この3種類が主にトレンドとなっています。現在でも品種改良もされておらず園芸種も出回っていない一匹狼のような存在です。
シャガには「自分運」があります。この自分運とは、自分の容姿や性格などの自分に関係する全てに当てはまる運気のことです。シャガを育てているならば「東北」か「南西」に方角に配置すると良いとされています。
古くから日本に自生していて、和風のお庭に合いますよね。日がげを好む性質を持っており、丈夫で育てやすいため初心者の方でも育てやすいのでお庭に取り入れてみてくださいね。
GreenSnap編集部