ヤブコウジは千両や万両に似た実が特徴的で正月の縁起物として寄せ植えにも用いられています。和風のお庭にもぴったりの庭木でもありますよ。
今回は、ヤブコウジの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
ヤブコウジ(十両)の花言葉
ヤブコウジの花言葉は「明日への幸福」です。縁起の良い花言葉を持っていて贈り物にはぴったりの植物ですね。
ヤブコウジ(十両)の花の基本情報
- 学名
- Ardisia japonica
- 科・属
- サクラソウ科・ヤブコウジ属
- 原産国
- 日本、朝鮮半島、中国、台湾
- 別名
- 藪柑子(ヤブコウジ)
ヤブコウジ(十両)の名前の由来
ヤブコウジは、果実や葉の部分が「柑子(コウジ)」によく似ており、山地の藪(ヤブ)の中に生えることから、ヤブコウジ(藪柑子)と名付けられました。別名「十両(ジュウリョウ)」ともいわれています。
ヤブコウジ(十両)の花や実の特徴
ヤブコウジは夏に白やピンクの花を咲かせます。花は小さくて下を向いている特徴があり、花が結実して赤い実をつけます。
この赤い実は千両や万両と似ていることから「十両」という別名もつけられています。正月に縁起物として利用されています。
ヤブコウジ(十両)の花の種類、品種
ヤブコウジには、「シロミヤブコウジ」、「シラタマコウジ」のような白い実を付ける品種や、「サンシキヤブコウジ」のような葉の部分に白や赤色の斑が入る品種、「ツルコウジ」のように茎が半分程度、地を這うように伸びて生長する品種などが知られています。
またヤブコウジの変種では、「ホソバヤブコウジ」のような葉の部分が細い品種のものもあります。
ヤブコウジ(十両)は和の雰囲気を作リ出す庭木
ヤブコウジは古くから日本で親しまれてきました。葉や実、全体が和風な雰囲気を持っていて、縁起物としても良いことから正月に寄せ植えに用いられたりもしています。
庭木としても人気で、庭に素敵な和の雰囲気をつくりだしてくれます。みなさんも育ててみてください。
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
植物好きが集まるスマホアプリ
GreenSnap(グリーンスナップ)は、お部屋や庭で育てている植物、外出先で見つけた気になるお花などの写真を撮影して、気軽に共有したり植物アルバムを作ることができるサービスです。