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リナリアは春の花壇を彩る、淡い発色の花を咲かすかわいらしい植物です。姫金魚草という名前でも呼ばれるほどで、名前もかわいいです。公園の花壇などでもよく見かける植物です。
赤色やピンク色、紫色や黄色などのパステルカラーの花が、寄せ植えに良く合います。この記事ではリナリアの花言葉を中心に、種類などご紹介します。
リナリアの全般的な花言葉の意味は、「この恋に気がついて」「乱れる乙女心」「幻想」です。
また、「乱れる乙女心」という花言葉も同様に、群生したリナリアから連想した花言葉でしょう。群生するさまが、まさに乱れた乙女心を連想させたと思わざるを得ません。
リナリアの「幻想」という花言葉は、光に照らされた淡い色のリナリア の花畑が、幻想的な風景であることに由来しているのでしょう。何色もの淡いパステルカラーが織りなす、リナリアの花畑に行ってみたいものですね。
[別名]リナリア 、ヒメキンギョソウ (姫金魚草)、ヤナギウンラン(柳海蘭)、紫雲蘭(ムラサキウンラン)
科・属: オオバコ科 ウンラン属
性質・分類:一年草または多年草
原産地:北半球温帯、ヨーロッパ、北アフリカ
出回り時期:1月~6月
開花時期:多年草は5~7月、一年草は3~7月、11~12月
用途:鉢花、花壇、ハンギングバスケット、公園
リナリアは、ヨーロッパを中心に自生する、一年草もしくは多年草です。パステルカラーの花の色は種類が多く、赤色、ピンク色、白、紫色、黄色などの花を咲かせます。
花の色も種類が多く、育てやすく丈夫な性質から、春の花の代表格となっています。一年草と多年草とでは開花時期が異なります。いずれもかわいらしい姿と色味なので、寄せ植えにも適しています。
「リナリア」という名前の由来は、ギリシャ語で亜麻を意味する「Linon」が語源になっています。葉っぱが亜麻の葉に似ていることに由来しています。
また、リナリアの別名「姫金魚草」は、姿や花が金魚草にしていることに由来します。
リナリアは細い葉がついた茎の先にある穂先に、ふっくらとした小さな花をたくさん咲かせます。「姫金魚草」とも呼ばれるだけあって、キンギョソウの花とよく似ています。
花径が約1cmと、とても控えめで、ほかの花とも組み合わせやすく、切り花や寄せ植えでも人気です。
色も赤やピンク、白、橙、黄、紫と豊富で鮮やかなパステルカラーで、意外に存在感がしっかりとあります。また、群生して咲く姿がとても愛らしく、風に揺れる姿は可憐の一言に尽きます。
園芸用として流通しているリナリア品種の多くは、地中海沿岸が原産のビパルティア種、モロッコが原産のマロッカナ種、それらの雑種になります。
リナリアには、大きく分けると宿根草と一年草の2つに分類できます。一年草は草丈が低く、宿根草は高く育ちます。一年草のリナリア品種は背の高い高性種と、小型の矮性種があり、一年草のリナリア品種は多年草に比べると花つきが良い傾向があります。
いくつか代表的な種類を紹介していきます。
リナリア・グッピーは、晩秋に咲くタイプの品種で、花色が豊富で小型です。かわいく咲く姿がグッピーのようで、この名前が付いたのでしょう。
リナリア・プルプレアは、宿根草タイプの品種です。草丈が100cmにもなります。丈夫な性質で、3年は毎年花を楽しむことができます。
リナリアは色数の多い植物で、風水にも向いています。赤、ピンク、白、黄の4色をまとめて北に飾ると、恋愛運が大きくアップするとされています。
金運を高めたいなら、黄色いリナリアを西側に飾ると良いです。白と組み合わせると、より効果的です。白いリナリアなら、南西に置くと健康運がアップするそうです。
寄せ植えに向いている植物なので、ほかの花と組み合わせればインテリアとしても楽しめますね。ぜひ風水にも活用してみてください。
淡い色味でカラフルなリナリアは、だれからも愛される花の一つだと思います。比較的育てやすい植物でもあるので、初心者にもおすすめです。
花言葉は意味深なものも多いですが、特にひそかに心を寄せる人に、「この恋に気がついて」というメッセージを込めて送ってみたはいかがでしょうか?恋が成就するかもしれませんね。
GreenSnap編集部