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デュランタは初夏から秋口にかけて紫や白のかわいらしい花を楽しむことができる花木です。主に観葉植物などで楽しまれ、種類も多いので人気の植物です。
今回は、デュランタの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
また、デュランタには「独りよがり」「歓迎」といった花言葉もあります。
「歓迎」はフジの花言葉でもあり、どちらも玄関先や庭先などで花房が涼しげに垂れ下がっている様子が、まるで訪れた人を迎えてくれているような風情があることからきているのではないかといわれています。
熱帯植物であるデュランタは、明治時代中期に日本へ渡来しました。今では夏の鉢物として流通の多い植物です。デュランタという名前は、16世紀の植物学者である「デュランテス」の名にちなんでいます。彼はローマ法王の侍医でもありました。
学名は「デュランタ・レペンス」といい、レペンスには「匍匐する」という意味があります。和名は「タイワンレンギョウ」で、別名は「ハリマツリ」です。
品種によってトゲがあることから「ハリ」、花姿の似ている「ジャスミン」を「マツリ」とも呼ぶことから「ハリマツリ」という別名がついたそうですが、南米原産であるデュランタがなぜ「タイワンレンギョウ」といわれるのかは残念ながら不明です。
デュランタの品種である「タカラヅカ」は、そのキリッとした出で立ちが袴姿のタカラジェンヌを想起させることから名を与えられ、白い花を咲かせる「アルバ」には白色という意味があります。
花が楽しめるタイプで人気があるのは「タカラヅカ」です。紫の花びらで外側が白く縁取られています。
「ブルーリボン」は白い斑の入った明るい緑色の葉っぱを持ち、花の色は淡い紫でとても優しい色合いの品種です。
「ときめき」は淡い紫色の花びらの真ん中に濃い紫色の筋が入り、ほのかに甘い香りを放っています。
「アルバ」は西インド諸島原産の白い花を咲かせる品種です。紫色の花が咲く種類にはトゲがありませんが、白い花が咲く種類にはなぜかトゲがあります。
葉っぱの美しさが楽しめるタイプには「ゴールドエッジ」という葉っぱに美しい黄色の覆輪が入った品種があります。
斑入り葉の品種は様々で、ほかには「グリーンエッジ」という明るい緑色の葉っぱに濃い緑色の覆輪が入ったものや、「ライム」というその菜の通りライム色の葉っぱを持つもの、緑色とライム色が混じった斑の「バリエガータ」などがあります。葉っぱの縁がギザギザしているのも特徴の一つです。
デュランタは花が下へと垂れ下がって咲いています。下へ垂れ下がる植物には恋愛運をアップさせる効果があり、特に家庭運のパワーが強いので結婚運を上げたい人におすすめです。
また、ゴールドエッジやライムのようにギザギザして尖っている葉っぱを持つ植物には、魔除けや厄除けの効果があるとされています。外からくる悪い気を防いでくれるので、玄関などにあるとより効果がアップするそう。
GreenSnap編集部