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こんにちは、GreenSnap編集部です♫
いくら暑さに強いというお花でも、夏の直射日光が長時間当たってしまうと、元気も無くなってしまいますよね。とくに日陰に移動したりできない花壇では、寄せ植えのチョイスも限られてきます。そんなときは、長くその色や柄を楽しませてくれる、カラーリーフを取り入れてみては?
今回は、夏の直射日光にも負けないカラーリーフを、GreenSnapユーサーさんの投稿とともにご紹介します!
一般的に草花の葉の色はグリーンですが、カラーリーフとはピンクや紫、黄色、シルバーなど鮮やかな葉色をしている草花の総称です。
美しく色味とほどよい草丈でボリュームが出せることから、寄せ植えや庭の植栽として人気があります。そんなカラーリーフが人気の秘密を探っていきましょう。
カラーリーフは、赤色や紫色などの豊かな色で見るを楽しませてくれます。また、独特のやわらかい雰囲気で寄せ植えを立体的に仕立てる「名わき役」となってくれます。直立する花とは違うニュアンスが持ち味のカラーリーフは、ちょうど良い高さの草丈とフォルムで味のある一鉢ができます。
カラフルな葉色が魅力のカラーリーフ。中にはゴールドやシルバーなどの品種もあります。葉色だけでなく、葉の形や葉の質感も種類によってさまざま。いつもの寄せ植えとは一味違うデザインに挑戦したいという方にもおすすめです。
カラーリーフは、鑑賞期間が長く、メンテナンスの負担が軽いので、初心者の方も育てやすい植物です。また、美しい葉を年中保つことから、花が咲いていない季節であっても楽しむことができます。鑑賞期間が長く、花とは違ったニュアンスを味わうことができるという点が、カラーリーフのいちばんの人気の理由でしょう。
クローバーは草丈が10~20cmの可愛らしい印象のカラーリーフです。春先には丸い花を咲かせます。色違いの株をお好みで組み合わせて楽しむことができます。
寄せ植えだけでなく、グランドカバーとしてもよく使われます。
アジュガは雑草としても生えるほど強い植物で、玉色のような美しい葉が魅力のカラーリーフです。春になると爽やかな青紫の花を咲かせるので、グランドカバーなどにもおすすめです。
カラーリーフとしてポピュラーなヒューケラですが、日陰に強いことでも知られています。そのほかにもドルチェという品種は、夏の暑さや日差しに耐えられるよう品種改良したカラーリーフです。チェリーコンポートのような花に負けない真っ赤な葉や、ブラックジェイドなどの引き締まった黒みなど、色味は様々です。
存在感のある鮮やかな色彩が魅力的なコリウス。花にも負けない華やかさを長期間楽しむことができます。高温多湿に強い性質を持っており、夏のカラーリーフの代表ともいわれています。
イレシネは熱帯〜温帯地方に自生していえ、日本の夏の高温多湿にも強いです。とくにピンク・ファイヤーという品種は、葉に鮮やかなピンク色の斑が入り、思わず二度見でもしてしまいそうなくらい、アクセントになりそうなカラーリーフです。
観賞用トウガラシのブラックパールという品種は、黒い葉が特徴で、夏の花壇をシックに引き締めてくれます。黒の真珠のように光る実をつけることから、この名がつきました。日差しには強いですが、乾燥が苦手なので水切れには注意が必要です。
赤やオレンジなどの暖色系の葉色が特徴的な植物です。ヒユ科の植物であるアルテルナンテラは、200種類以上が熱帯アメリカ付近に集中して分布しています。そのため寒さに弱く、冬を越せない品種がほとんどです。
ヒポエステスは、ピンクや赤色などのおしゃれでビビッとな葉色が楽しめます。直射日光にも強く、日陰や室内でも問題なく生長するため、育てやすい植物の一つです。存在感ある大きな葉と整った草姿や、そばかすのように見えるデザインに魅了されるファンが多いようです。
ソラナム・ラントネッティは比較的小さな葉をたくさん茂らせ、夏には濃い青紫の花を咲かせます。とくに斑入りの品種は、クリーム色と緑のコントラストが映え、花壇やプランターを明るく彩ってくれます。
シスタスのミッキーという品種は、明るいライムグリーンの斑が入っていて、寄せ植えの中でも、ひときわ目立ちます。夏のお庭を明るく彩ってくれるカラーリーフですね。ちなみに初夏には白いシンプルな花を咲かせてくれますよ。
トラディスカンチアのムラサキゴテンは、多肉質な分厚い葉と、深い紫色の葉が特徴的です。草丈も大きくて30cmほどと、そんなに高く育たないので、プランターへの寄せ植えや、花壇の縁取りなどにもよく合います。
カレックスは細長い葉の形が特徴で、粗野な草姿で人気のカラーリーフです。枯れたような色褪せた葉色で、寄せ植えにも人気ですが、ドライガーデンやロックガーデンの庭の植栽としてよく選ばれています。
コルジリネは室内観葉としても人気ですが、耐寒性耐暑性に優れているため、庭に地植えしても楽しめるカラーリーフです。品種によって葉の幅は変わりますが、どれも長細く剣状のかたちをしています。
繊細な針状の葉と美しいブルーグレーの葉色が特徴的なフェスツカは、乾燥に強いので水やりは必要ありません。シャープなシルエットは、花と一緒に植えることでワンランク上の贅沢な空間をつくってくれます。
シルバーの葉が爽やかなシロタエギクは、日光によくあてることで、そのシルバー色を強めていきます。その葉色は、どんな植物とも馴染み、まさに名脇役として、夏の寄せ植えによく取り入れられています。
「アサギリソウ」は、朝霧が煙っているように見えることが名前の由来になっているそうです。シルバーの特徴的な葉色を持つアサギリソウは、生長すると黄緑色の花を咲かせます。
寒さに強い性質を持ちますが、高温多湿が苦手なため、夏場は半日陰の場所で育てましょう。
カラーリーフは種類が豊富で、それぞれに育て方に多少の違いはありますが、基本的に気をつけるポイントは同じです。
カラーリーフは基本的に寒さに強い性質を持っており、日陰でも育てることができます。ただし、直射日光に当たると、葉が焼けてしまうため、とくに日差しの強い真夏には注意が必要です。中には直射日光に強い種類もあるので、栽培場所にあった種類を選びましょう。
カラーリーフを鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いてきたら鉢の底から流れるまでたっぷりと水を与えましょう。地植えであれば根付いた後は水やりの必要はありません。
湿気の多い場所は好まないため、風通しの良い半日陰に置いて管理しましょう。
カラーリーフは肥料も必要ないものが多いですが、春先などの生長が盛んな時期には、液体肥料を与えましょう。
カラーリーフは、ほとんど手がかからずに育つため、簡単に増やすことができます。挿し木で増やす場合は、カラーリーフの茎の部分をカットしたあと、配合土を入れた鉢に挿し落ち着くまで管理しましょう。
鉢植えなどで根がいっぱいになったときには株分けがおすすめです。
カラーリーフはお花と違って、一定の期間で枯れるということがないので、暑い夏でも少ない手入れで、その鮮やかな葉色を楽しむことができます。皆さんもぜひ、夏の花壇やプランターの寄せ植えで、カラーリーフを取り入れてみてください♫
GreenSnap編集部