サンザシは花だけでなく実もドライフルーツやお酒などに加工され楽しまれる植物です。庭木に用いられることが多いですが、盆栽の素材でも使用されます。
今回は、サンザシの花言葉や実の効能などを紹介していきます。
サンザシ(山査子)の花言葉
サンザシの花言葉は「希望」、「新しい光」、「ただ一つの愛」、「慎重」などがあります。
サンザシ(山査子)の花言葉の由来
「希望」「新しい光」という花言葉は、一年中で最も爽やかで希望が持てる月、5月に花を咲かせることが由来といわれています。
「ただ一つの愛」という花言葉は、サンザシには棘があり、その棘がガードとなり、一つの愛を守ってくれることから「ただ一つの愛」という花言葉が生まれたといわれています。
「慎重」という花言葉は、サンザシの鋭い棘に気をつけた方がよいことが由来といわれています。
サンザシ(山査子)の基本情報
- 学名
- Crataegus cuneata
- 科・属
- バラ科サンザシ属
- 原産国
- 中国、北半球の温帯
- 別名
- 山査子
- クリトチ
サンザシ(山査子)の名前の由来
和名の「山査子」は、クサボケの実の「山査」に味が似ていることからつけられたといわれています。
北アメリカなどでは「メイフラワー」などの名前で親しまれています。
サンザシ(山査子)の花の特徴
サンザシの開花時期は5月から6月で、9月から10月には真っ赤な実をつけます。
現在は主に生垣や街路樹として栽培されていますが、江戸時代に薬用植物として伝わりました。
サンザシ(山査子)の実の効能
サンザシの実は古くから「命を養う不良長寿の妙薬」とされており、漢方薬として親しまれてきました。胃の調子を整えるほかに、心疾患の予防にも効果があるようです。
また、クエン酸を多く含むため疲労回復にも効果があります。
希望の花言葉があるサンザシ(山査子)は紅葉も楽しめる木
サンザシは暑さや寒さに強いため育てることが難しくなく、ガーデニング初心者の方でも挑戦しやすい植物です。
春には白く可愛らしい花を咲かせ、秋には紅葉も楽しむことができます。みなさんも庭木におすすめのサンザシを育ててみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
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