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ボケ(木瓜)は日本では平安時代と古くから親しまれてきた花木です。江戸時代に品種改良が進んだと言われていて、赤色や白色などの花を咲かせます。
花と実の断面をモチーフとしや「木瓜紋」は、日本の五大紋のひとつです。その中でもボケの五弁の花を模った「五つ木瓜(いつつもっこう)」は、土岐の戦国武将、織田信長の家紋です。
この記事ではボケ(木瓜)の花言葉を中心に、種類などご紹介します。
ボケ(木瓜)に一般的な花言葉は、「先駆者」「指導者」「熱情」「平凡」「退屈」「妖精の輝き」「魅感的な恋」などの意味を持っています。
意味も多く持っていて、かつその意味の由来は不明になっています。
織田信長をイメージしてついた花言葉なのではないでしょうか?戦国武将の力強さを感じずにはいられません。
種類の多い、魅惑的な花姿からイメージしてついた花言葉なのではないでしょうか?可憐に眩く咲き誇る美しさを感じずにはいられません。
[別名]唐木瓜(カラモクコウ)
科・属:バラ科ボケ属
性質・分類:落葉低木
原産地:中国
出回り期:1月~4月(最盛期は3~4月)
開花時期:11月~12月(寒咲き)、3月~4月(春咲き)
用途:自生、街路樹、公園、盆栽、鉢植え、庭木、切り花
ボケ(木瓜)は、瓜(ウリ)に似ている果実が実るため、木になる瓜で「木瓜(もけ)(もっけ)」と呼ばれていました。この「木瓜(もけ)(もっけ)」が訛ってボケとなったと言われています。
冬咲きのもの品種を「寒木瓜(カンボケ)」と呼んで区別することがあります。英語では「Japanese quince(日本のマルメロ)」と呼ばれます。
花色は赤色、ピンク色、白色など様々。咲く時期は品種によって異なりますが、基本的な最盛期は3,4月になります。低木のため、庭木としてもよく見かけます。
また乾燥させたものは「木瓜実(もっかじつ)」と呼ばれ漢方薬としても利用されます。
ボケ(木瓜)属には、クサボケ(日本原産)、マボケ(中国原産)とボケの3種類に大きく分類できます。一般的でよく見かける種類は、中国原産のマボケです。1,2mの低木なので、生け垣などにも利用されます。
ボケは種類としては200種類以上の品種があります。春に咲く種類がほとんどですが、春の中でも咲くタイミングの速さで、早咲き、中咲き、晩咲きの種類に分けられます。四季咲きの品種や寒咲きの品種もあるんですよ。
ここでは、そのうちのいくつかの種類をご紹介します。
大輪で八重咲の花を咲かせます。満開になるとピンク色の花を咲かせる、見ごたえある種類です。
寒咲タイプです。ピンク色の斑模様が入る、かわいらしい花のタイプです。
真っ赤な八重の花を咲かせる種類です。晩咲の種類で、ひときわ豪華な印象です。
ボケは比較的強い品種です。苗木でも出回ってますし、盆栽仕立てとしても楽しむことができます。特に深紅の花は豪華さひときわです。
織田信長の家紋にもなってりる、日本の由緒正しき花木のボケを、花言葉を添えてプレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部