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星型の可憐な青い花を咲かせるブルースター。その美しい姿から「オキシペタラム」(星形の花びらという意味)という別名で呼ばれることもあります。青いものを身につけると幸せになれるというジンクスである、サムシングブルーの花として結婚式のブーケにもこの花が用いられることがあり、幸せを予感させる花という印象がありますね。
今回は、ブルースターの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
ブルースターの花言葉は「信じ合う心」「幸福な愛」です。
この花言葉は、花嫁が結婚式で青色のものを身につけていると、生涯にわたって幸せになれるという、欧米の風習「サムシングブルー」が由来です。
自然界では珍しいあざやかな青〜水色の花は、切り花やガーデニングに人気で、初夏ごろから見頃を迎えます。
結婚式のブーケや贈り物の花束で使われることも多いブルースターには、怖い花言葉があると心配になりますよね。
じつはブルースターには「早すぎた恋」「身を切る想い」という、少し意味深な花言葉もあるとされていますが、怖い花言葉はありません。
「早すぎた恋」という花言葉は、ブルースターの可憐さに少女の影を見出してつけられたとされています。また、「身を切る想い」という花言葉は単なる強烈な感情を意味するので、どちらもネガティブな意味はありません。
安心して結婚式や贈り物に使えますよ。
ブルースターの開花時期は、5月から9月で3cmほどの青い花を咲かせます。花が星のように見えることから「ブルースター」とも呼ばれました。
開花したばかりだと淡い水色をしていますが、だんだん青く変化していき、最終的には紫〜ピンクになります。花が咲き終わると実がなり、中から綿毛がついた種がこぼれ落ちます。また、株全体に細かい毛で覆われていることも特徴的です。
ブルースターの切り花がお花屋さんに出回るのは、4〜7月ごろにかけてです。8月以降は暑さに弱いので、流通はかなり減ります。ちょうどジューンブライドの時期に出回るので、6月の結婚式にはブライダルブーケとしてよく使われています。
ブルースターの切り花の価格は、1束200〜400円ほどで、シーズンなら比較的安価で手に入ります。
ブルースターの切り花はしばしば花持ちが悪いといわれますが、その原因が切り口から出る白い樹液です。
ブルースターは他の花と同じように水中で茎を切り戻す水揚げをしても、茎からでた樹液がブロックして水が吸収されません。
そのため、ブルースターの切り花は、茎を切り戻したら、白い樹液が出なくなるまでティッシュでしっかりと拭いて水にいけると長持ちします。さらに湯揚げしたり茎を潰して繊維をばらしてから飾ると、かなり長持ちするようになりますよ。
ブルースターは、市場で一般的に販売されているのは、空色の花が咲く品種であるブルースターです。
この他にも、澄んだような白色の花が咲くホワイトスター、温かみがあるピンク色の花が優しげな印象を与えるローズスター(ピンクスターとも呼ばれる事もあり)があります。
ブルースターはサムシングブルーとしてもよく使われるため、幸せを予感させてくれるような花です。
結婚祝いの花束としてプレゼントしてあげると喜ばれると思いますよ。そのときはぜひブルースターの花言葉も一緒に伝えてみてくださいね。
GreenSnap編集部