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丈夫で育てやすいヤブランはガーデニングで人気がある植物です。花や葉だけでなく実も楽しむことができますよ。
今回は、ヤブランの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
これらの花言葉は、木の下や草陰といった薄暗い場所で隠れるようにひっそりと群生して、長い葉っぱに隠れるように花を結んだヤブランの生態系に、それぞれ由来しています。
ヤブランはキジカクシ科のヤブラン属に属している植物で、名前にランがついていますが、ラン科の植物とは関係ありません。細長く、その先に花が身についている様子が中国語の「欄」(細長く連なっている)に通じているという説があります。
また、藪の中といった日の差さない場所に生えていることからこの名前がつきました。
また、同じキジカクシ科の植物、ムスカリに似ているため、「サマームスカリ」という別名もあります。
少しヤブランの由来伝承からはずれますが、ヤブラン属は別名リリオペ属という名称があります。このリリオペという名前はギリシャ神話に登場する、泉のニンフの名前にちなんだものです。
そこから班入り模様のものや、花色の異なるものなど園芸品種を含めると、20以上の存在が確認できます。ここでは代表的な種類や品種を紹介していきます。
ヤブランの中で最もポピュラー品種で黄色や白色の明るい縦縞の入った斑模様のものです。
淡い紫色の花をつける品種で、花穂が従来のものより大きく、より観賞用としての価値が高い品種です。
この品種は、明るい黄金のような葉っぱが特徴的な品種です。ヤブランは常緑のため通年を通して綺麗な葉っぱを楽しむことができます。
通常のヤブランに比べて葉っぱの幅が4から7mmほどとやや細長く、花もあまり密にならないのが特徴です。
コヤブランよりも更に小型の種類です。葉の幅は2から3mmとより細く、花は密になっているというよりは1つ1つ独立している印象です。
また、ヤブランには薬用としての効果もあり、滋養強壮などの効果があり漢方薬に配合されたりしてきました。
いろいろな楽しみ方があるヤブランを育ててみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部