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こんにちは、GreenSnap編集部です♫
皆さんのトマトも、そろそろ実りだした頃でしょうか?すくすくと花をつけて育っていくトマトは、育てがいがあって楽しいですよね。ただし!おいしい果実を収穫するためには、これからの時期が要注意なんです!気温湿度が上がるにつれて、害虫も発生しやすくなります。
今回は、トマト・ミニトマトに発生しやすい害虫や、その駆除方法・予防方法を、GreenSnapユーザーさんの投稿画像とともにご紹介します。
基本的に下記のような症状がみられたら、害虫が発生していると考えましょう。発生してそのままにしておくと枯れ込み、収穫が難しくなります。見つけたらすぐに被害部分を取り除いてください。周りの株にも繁殖している可能性が高いので、全体を殺虫スプレーなどで駆除しましょう。
農薬を使いたくない方は、おうちにある材料で、無農薬殺虫・防虫スプレーを簡単につくることができますよ。あわせてご紹介していきます!
トマトの葉に果実に穴が空いてるときは、タバコガが発生しているかもしれません。夜に成虫が飛び回り、ごく小さい白い卵を産み付け、5mmほどの幼虫が新芽や花、果実を食い荒らします。タバコガはやっかいで、殺虫剤をまいて益虫が少なくなった環境で発生しやすいです。
トマトの葉に白い筋が見えるときは、トマトハモグリバエが発生しているかもしれません。成虫が葉の内部に卵を産み付け、幼虫が葉肉を蝕んでいくことで、葉の表面に白い筋が浮かび上がります。雑草が発生源で、そこから成虫が飛来して繁殖します。
トマトの果実に小さな陥没があいてるときは、アザミウマが発生しているかもしれません。成虫が野菜をかじって吸汁するので、被害が大きいです。土の中の窒素成分が多いと発生しやすく、日頃から殺虫剤を使用して益虫が減少すると繁殖してしまいます。
トマトの葉の裏に小さい粒のような虫がついてるときは、アブラムシやタバココナジラミが発生しているかもしれません。アブラムシは風通しの悪い株に、タバココナジラミは乾した時期に発生しやすく、枝葉をたべてベタベタにし、ウィルスやさらなる害虫を引き寄せます。
最近ではトマト専用の防虫・殺虫剤が販売されています。とくにトマトが被害を受けやすい害虫撃退をねらってつくられているので、ピンポイントで被害を防ぐことができます。
農薬に抵抗があるという方は、手作りで防虫・殺虫剤を作ってみてはいかがでしょうか?次の3つの材料を合わせて、1ヶ月ほど寝かせて、使うときは水で10倍に薄めてスプレーで吹きかけます。簡単にできるのでぜひ挑戦してみてください!
寒冷紗などをかけて、物理的に害虫の侵入を防ぐのも効果的です。最近では100円ショップでも、寒冷紗や防虫ネット・アーチ型支柱などが手に入るので、設置してみましょう。成虫が寄り付かないので、かなり防虫効果抜群です!
コンパニオンプランツという、栽培生育を助ける植物の組み合わせというものがあります。トマトにはとくにバジルの混植がおすすめ!バジルが土の中の窒素成分を抑え、多くの害虫が好むアミノ酸の生成を抑えてくれるので、防虫効果があります。
せっかく家庭菜園で育てるなら無農薬で育てたい、と思う方も多いですよね。トマトに限らず、野菜は実がふくらみ始めると、害虫の被害を受けやすいです。ぜひこの時期から予防に努めてください。適切に害虫予防して、夏のトマト収穫を目指しましょう!
GreenSnap編集部