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お庭でトウモロコシを栽培している方向けに、トウモロコシの害虫について解説します。
トウモロコシにはどのような害虫がつくのか、害虫の特徴や予防するための対策についてまとめたので、ご参照ください。
トウモロコシにはアブラムシがついて被害にあうことがあります。アブラムシはとても小さい虫で3mm以下のサイズです。葉や茎に大量に発生しやすいので、被害は早めに食い止めましょう。
アブラムシはウイルスを媒介する害虫です。トウモロコシが病気にならないためにも、しっかりと対策をする必要があります。
ヨトウムシはトウモロコシを食害します。とくに幼虫が葉や茎を食べるので注意が必要です。ヨトウムシの被害に遭うと、生育が悪くなり、そのままにしておくと葉が萎えることもあります。
ヨトウムシは夜行性の虫で、昼間は土のなかに隠れていて発見しにくいのが特徴です。夜になるとでてきてトウモロコシにつきます。成虫は薬剤への抵抗力が高いため、幼虫のうちに対策をする必要があります。
メイガはトウモロコシに被害をもたらす害虫のなかでも、とくに被害が大きいです。卵がトウモロコシに産み付けられ、そこからふ化した幼虫がトウモロコシの茎のなかに入り食害します。
メイガの幼虫は1cmほどで黄色い見た目をしています。一度発生すると、駆除するのが困難な害虫です。
トウモロコシは、ネキリムシの被害に遭うこともあります。ネキリムシはカブラヤガ、タマナヤガの幼虫です。地面近くの茎を食害し、茎が噛み切られることもあります。
オオタバコガはトウモロコシの茎や果実が内部に入り、食害をもたらします。オオタバコガの幼虫は2cmから4cmです。新芽や柔らかい葉が食べられやすいので、注意が必要です。
収穫期が近づいたトウモロコシにカメムシが飛来して、トウモロコシの実を吸汁します。実が茶色く変色し、形も悪くなり、商品価値が下がります。
防虫ネットを設置して成虫の飛来を防ぐことで害虫の被害を予防することができます。
害虫は見つけ次第早めに駆除することをおすすめします。トウモロコシの葉の裏につく害虫もいるため、よくチェックしてください。
ヨトウムシの卵は葉の裏に産みつけます。葉の表面だけでなく、裏側もよく見ておきましょう。ネキリムシは株の付け根にいることが多いので、土を軽く掘り起こして探してください。
害虫が発生した場合は、なるべく早く殺虫剤をまきましょう。都度駆除することもおすすめですが、大量発生した場合は、殺虫剤が効果的です。
カメムシは雑草で繁殖するため、トウモロコシの周囲に雑草がある場合は処理してください。除草剤をまくと効果的です。
害虫が発生するとトウモロコシの実まで食害されることがあります。なるべく早めに見つけて駆除をするのがおすすめです。
アブラムシなどが大量発生している場合は、殺虫剤が効果的なので、必要に応じて薬剤を使って、健康にトウモロコシを栽培しましょう。
GreenSnap編集部