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百日草(ジニア)は日本では昔から仏花として愛されてきましたが、最近ではガーデニング人気も高い花です。
そんな百日草の花言葉には、じつは怖い意味があるという説もあります。
今回は、百日草(ジニア)の花言葉や、実際怖い意味があるのか、人気の種類や特徴を紹介していきます。
百日草の花言葉は「不在の友を思う」「変わらない心」「別れた友への想い」という意味があります。
これは百日草が初夏から秋まで長期間咲くことに由来しています。同時期に植えたような他の花がどんどんと枯れる中で、百日草だけが残って咲き続ける様子に、不在の友や別れた友を思う気持ちをイメージしたようです。
他にも、百日草には「注意を怠るな」という変わった花言葉もあります。
これは百日草が長い間開花することから、時間の経過とともに注意が薄れていくことを戒めようと想起された花言葉です。
百日草に怖い意味の花言葉はついていません。しかしながら花言葉にある「不在の友」というキーワードが、死を連想させるとして、怖い意味があると曲解されるようになったと考えられます。
実際に不在の友はすでに亡くなっている亡友を表すことから、昔から盆花、供花、献花としてもよく使われますね。
最近ではガーデニングの花としてもよく使われている人気の花ではありますが、花言葉を気にされるような方や年配の方への贈り物にするときは、少し気をつけた方がいいかもしれません。
百日草はキク科の一年草で、初夏から秋まで長い期間花を咲かせます。
流通したばかりのときは仏花としても利用されていましたが、品種改良が盛んに行われ、現在は多くの園芸品種が生まれています。栽培難易度も低いので、花壇や鉢植えなどで育てられて、ガーデニング初心者に人気です。
「百日草」という花の名前は、長い期間花が咲き続ける特徴からつけられました。
最近では百日草の学名である「Zinnia elegans」が由来して、「ジニア」と呼ばれることも多くなりました。ちなみに学名は百日草を発見したドイツの植物学者の名前にちなんでいるといわれています。
ガーデニングの花苗としては百日草は「ジニア」と呼ばれ、流通名もジニアで販売されていることが多い花です。いくつか代表的な種類を紹介していきます。
産地はメキシコを中心とした地域で、野生種は一重咲きですが、園芸種用に八重咲きタイプが改良されてから人気がでました。
江戸時代末期に入ってくると、おもに仏花として使用されていましたが、いまでは様々な種類があるため花壇に彩りを加えてくれます。
アンスグティフォリアと呼ばれ、プロフィージョンという品種とともに色鮮やかな品種になります。
特にプロフィージョンはエレガンスとリネアリスをかけあわせたもので、病害虫に強く花色が豊富で人気のあるものです。
この品種はとても早咲きの品種で、種をまいてから50日ほどで開花します。「平弁ダリア咲き」という咲き方が特徴的です。
アレンジメントで利用されることが多い品種で、オレンジ色の花が特徴的です。
百日草は最近でこそ夏のガーデニングを彩る花としても活躍していますが、花言葉には故人を偲ぶような意味があるので、大切な方に贈るときは気をつけましょう。ポジティブな意味もあるので、そちらを強調して贈るのもいいかもしれませんね!
いずれにせよ、百日草の花言葉は覚えておくといいですね。
学名 | Zinnia elegans |
科・属 | キク科・ヒャクニチソウ属 |
原産国 | メキシコ、北アメリカ |
花色 | 赤、ピンク、黄色、オレンジ、白 |
開花時期 | 5〜9月 |
誕生花 | 10/3、12/22 |
GreenSnap編集部