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モクセイ科トリネコ属のシマトネリコは丈夫な植物で、庭木や街路樹として人気があります。キンモクセイと同じモクセイ科で香りのある小さな花を咲かせます。
そんなシマトネリコにはどんな花言葉がつけられているのでしょうか。今回は、シマトネリコの花言葉や花の特徴などを紹介していきます。
シマトネリコの花言葉は「偉大」「服従」「高潔」「思慮分別」です。
トネリコ属の植物は共通して高貴な印象を与える花言葉を持っています。これには北欧神話には「ユグドラシル」と呼ばれるトネリコの木が9つの世界を繋いでいたとされていることが由来しているといわれています。
シマトネリコの名前の由来は、原産である沖縄から「島」と「戸錬子(トネリコ)」が合わさったものとされています。
トネリコというのは、樹皮につく虫が分泌するロウを戸の溝に塗っていたため戸塗木(トヌリキ)がなまってトネリコとなった説や、写経する際にシマトネリコの皮を煮たものを墨に混ぜて使っていたところから共練濃(トモネリコ)が変化した説が由来とされています。
シマトネリコは5〜6月に香りのある白く小さな花をたくさん咲かせます。シマトネリコの木の特徴として雄木と雌木があり、雄木しか花を咲かせません。
花を咲かせたあとは実をつけ、秋ごろに種を収穫できます。
ヨーロッパに自生している種類で、淡い紫の花をつけます。とても大型の品種で20〜30mほどにもなります。
少しウェーブがかかった葉っぱをもち、通常のシマトネリコよりもゆっくりと育ちます。頻繁に剪定する手間がないので育てやすい品種です。
葉に斑が入ったシマトネリコの品種で、通常のシマトネリコよりも明るい雰囲気になります。この品種もゆっくりと育つため育てやすいです。
シマトネリコの花言葉は北欧神話が由来で、壮大さと知性を感じさせる花言葉がついています。また、シマトネリコには雄と雌があるので、苗木を買ってお庭に植え付けたい方は花を楽しめるとように覚えておきましょう。
GreenSnap編集部