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「室内花の女王」とも呼ばれているセントポーリアは、蛍光灯の下でも花を咲かせることができるためこの呼び名がつきました。
また品種もとても多く、それぞれ花の色や形が違い、好みの品種を探す楽しみがある花ですね。
今回は、セントポーリアの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
「小さな愛」には、品種や花が多数にあり、小さい可愛らしいすみれに似た花を付けることから因んでつけられています。
また、「深窓の美女」は、青紫色の花が慎ましい様子を感じ取れることから付いています。レースカーテン越しの光が当たる場所に似合う植物で、屋内でしか中々育てられない性質からという説もあります。
そして、花が咲く期間が長いことから「親しみ深い」という花言葉がつけられたと言われています。
セントポーリアの学名は「Saintpaulia」です。セントポーリアは、19世紀末にウサンバラ山地でドイツ人のフォン・セントポール男爵によって発見されました。
そして、種を採取したものがドイツ樹木協会の会長であった父に渡り、ヘレンハウゼン植物園の園長に渡されました。園長の手に渡った種が新種であると認可され、発見者の名前から取ったとされています。
その種の中にイオナンタとは別種が混じっていたことが判明し、その品種に「セントポーリア・コンフーサ」という名前がつきました。しかし、イギリスではこのときより数年前に標本が採取されていたのですが、新種として認定されませんでした。
日に当たらなくても花を咲かせることができ、蛍光灯での下でも花が咲くのが特徴的です。
茎が短くほとんど伸びないタイプの「ロゼッタ型」と、逆に茎が這いながら伸びるタイプの「トレイル型」という2つのタイプに分けられています。
園芸品種は、葉の形や花の形、葉の色などにバリエーションがたくさんあり、セントポーリアは、「イオナンタ」と「コンフューサ」を交配させて作られたとされています。
品種には、「セントポーリア・イオナンタ」というタンザニアの標高の丘陵に自生し、セントポーリアの中では大型となっているものや、その他の品種には、「オプティマラ」という営利栽培を目的とした品種もあります。
セントポーリアには、幸運を呼び寄せる効果と運気を上昇させてくれる効果があると言われています。
さらにセントポーリアの花は星型になって開くので、「火の気」があるとされています。小さい紫色の花であれば、外からの評価を呼び込んでくれるともされています。配置するのであれば、「南」「南西」「南東」の方角を選びましょう。
草丈も大きすぎず、種類によって花の色や形も様々あるためお気に入りのセントポーリアを見つけて室内で育ててみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部