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イヤリングのように素敵で優雅な花が人気のフクシア。品種によって咲き方や色が様々あるので、それも人気のひとつです。
今回は、フクシアの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
フクシア全般に共通花言葉は「つつましい愛」と「信じる愛」です。
そのほか「恋の予感」や「交友」、美しい花姿から「センスの良さ」「上品な趣味」といった変わった花言葉もあります。
美しいものを見ると、ついついいろんな妄想が駆り立てられるのは、人間の癖なのかもしれません。
「好み」という意味が込められ、女性のイヤリングというフクシアの英名「Lady’s-eardrop」からきています。
フクシアは愛情を表すものや花の美しさからくる明るいものばかりで、怖い意味をもつ花言葉はありません。
フクシアの学名である「Fuchsia(フクシア)」は、ドイツの植物学者レオンハルト・フックス(Leonhart Fuchs)の「Fuchs」の部分をとり、フクシアと名付けられました。
フクシアの開花時期は4〜7月と、10〜11月です。イヤリングのようなかわいらしい花を咲かせ、色や咲き方も品種によってとてもたくさんあるので、鉢植えなどではとても人気です。
フクシアの花びらのように広がった部分は、花びらではなく葉っぱが変化したガクという部分であり、中央のふっくらした部分が花の本体になります。付け根が筒状になることが特徴的に、花の中心から長い雌しべと雄しべが出ています。
原産地では、ハチドリが受粉させにきます。花色は濃いピンクと紫で、フクシアから「フューシャ・フューシャピンク」という色の呼び名が生まれるほど、鮮やかな色をしています。
フクシアは、まさに気品ある姿からしても「貴婦人のネックレス」と呼ばれるにふさわしい花です。
フクシアは原種が100以上あるに加え、品種改良によって現在ではおよそ3000種もの園芸品種があるといわれています。
そのため花の大きさで極小輪(1cm以下)、小輪(1〜3cm)、中輪(3〜6cm)、大輪(6cm以上)と、タイプ別されます。
また樹形によっても、事細かに分類わけができます。
エンジェルス・イヤリングという日本のサントリーフラワーズと西宮市が改良に成功した種類があります。
これらはエンジェル・イヤリングシリーズといわれ、フクシアの中でも比較的育てやすくて人気のあるものです。
他に西インド諸島に生息する「フクシア・トリフィラ」という初めて学名がついたものや、「フクシア・マゲラニカ」というイギリスではよく、生け垣に使われる種類があります。
品種が多く、それぞれ咲き方や色があり、自分の好みの品種を探すことも楽しみの一つとなる素敵な花ですね。
品種改良は現在も盛んに行われているので、まだまだ素敵な品種が生まれてきそうですね。
自分好みのフクシアの花をプレゼントしてみてはいかがですか?
GreenSnap編集部