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時計のように見える独特の花が特徴的なトケイソウは、パッションフルーツという実をつけます。また、ほとんどがつる性のため夏の暑さを和らげてくれるグリーンカーテンにも利用されます。
今回は、トケイソウの花言葉や特徴、種類を紹介していきます。
キリストの処刑を象徴するとされているトケイソウは宗教的な花言葉が多くつけられています。
時計のように見えるトケイソウは、花びらが文字盤、雌しべが時針に見えますよね。ほとんどがつる性でグリーンカーテンにも用いられることがあります。
実の中には赤いゼリーのようなものが入っていて、それに覆われて種が入っています。穏やかな甘い味がします。
トケイソウには500以上の種類があると言われています。たくさんの種類があるトケイソウのなかでも、主な種類をご紹介します。
トケイソウの代表種です。
薄紫から紫色の花びらの内側に、紫と白の横縞の副弁が広がる華やかな花が咲きます。
高温多湿や寒さに弱く、耐寒温度は5度程度なので、日本の夏や寒い冬に気をつけて気候に合わせて室内で育てるようにしましょう。花の直径は7~10cm程、花が咲くと香水のような香りがします。
株が大きく育ってから花が咲くので、小さい鉢ではなく大鉢で育てましょう。
収穫できる数は多くないのですが、パッションフルーツよりも酸味の少ない甘い実がなります。
日本で多く見られる種類です。比較的耐寒性があるので関東では庭植えにも適しています。グリーンカーテンやフェンスなどにからませて目隠しにもよく使用される人気の品種です。
白い花びらの内側に紫、白、水色の細い副弁があり、大きな雌しべが時計の針のように見えるかわいらしい花が咲き、オレンジ色の実が収穫できるところも魅力です。
トロピカルフルーツとして有名なパッションフルーツを収穫できる種類です。
白い花びらに紫と白色の糸状の副弁、黄色の大きな雄しべと雌しべが時計のような、トケイソウの特徴的な花が見られます。
紫の実がなる種類と黄色の実がなる種類の2種類があり、紫色の実がなる種類は自家受粉のため実がつきやすく、黄色い実の種類は別の木がないと多くの実はつきにくいでしょう。
グリーンカーテンといえばアサガオやゴーヤなどが思い浮かびますが、今年はトケイソウにしてみませんか?
GreenSnap編集部