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星のような形をした花びらが特徴的なペンタスは、花言葉もその花姿に由来しているといわれています。今回は、そんなペンタスの花言葉や由来、色別に意味が違うのかなどのほか、種類や花の特徴などについてもご紹介していきます。
ペンタスの花言葉は、「希望がかなう」「願い事」です。
ペンタスの花びらが星のような姿をしていて、流れ星に願うことから由来してつけられました。
ペンタスの花色は赤、白、ピンクなどさまざまありますが、特に色別の花言葉は設定されていないようです。
ペンタスはマダガスカル島や熱帯アフリカにおよそ30種類が分布しているアカネ科の植物です。常緑低木として育てられるので、ガーデニングファンにも人気があります。草丈も0.3〜0.6mの高さなので育てやすいです。
ペンタスという名前には、ギリシャ語の「5」の意味がある「Penta(ペンテ)」という言葉からつけられました。花の形が五芒星の形をしていることから因んでます。学名も「Pentas lanceolata」とペンテが入っています。
また、ペンタスには和名で「クササンタンカ」という呼称があります。クササンタンカとつけられた理由には、同じ分類のアカネ科のサンタンカも星の形をした花を咲かせ、類似している草花であることから名付けられました。
サンタンカは木であるため、ペンタスには「クサ(草)」が前についています。漢字で書くと「草山丹花」になります。花が傘のように集合して咲く様子から英名では「star cluster」と呼ばれています。star clusterは星団という意味です。
ペンタスの開花時期は8月〜10月で、星のような花が咲く姿はとても素敵です。
寒さが苦手ですが、5度以上を保つことができれば冬を越すこともできます。鉢植えにして、冬は室内で育てることがおすすめです。
ペンタスが園芸で親しまれているのは、2〜3品種と少なめです。
「ペンタス・ランケオラータ」といわれる品種が最もよく普及しています。そのほかのペンタスの品種には、「オーシャン・ブルー」、「グラフィティー・レッド」と呼ばれるものがあります。
シリーズに分類すると、主に知られているグラフィティーシリーズやバタフライシリーズとして分けられています。
また、八重咲きになるライカシリーズやボリューム感たっぷりのパニックタワーシリーズと呼ばれる品種もあります。
ペンタスは夏のガーデニングにおすすめで、長い期間咲いてくれ、鉢植えだと一年中楽しむことができます。
星のようなかわいらしい花がたくさん咲き乱れている姿はロマンチックで素敵ですよ。
GreenSnap編集部