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クロッカスは白や黄色、紫の花を咲かせる球根植物です。春を告げる花の一つとしても有名で、花壇の寄せ植えでも人気ですね。水耕栽培でも育てられる特徴がありますよ。
今回は、クロッカスの花言葉や種類を紹介していきます。
クロッカスは2月〜4月に咲く花で、3月には最盛期を迎える秋植え春咲き球根植物です。
先進むにつれて花色が少しずつ変わるので、4月の上旬まではクロッカスの花色の変化を楽しむことができますよ。
また、水耕栽培でも花を咲かせることができるので、室内で楽しみたい方にはおすすめです。
クロッカス全体の花言葉は「青春の喜び」「切望」です。この花言葉がついた由来を詳しくご紹介します。
「青春の喜び」という花言葉は、クロッカスは3月に最盛期を迎え、ヨーロッパでは春の訪れを教えてくれる花であるということに由来しています。そこから春と青春が結びついてこの花言葉ががつけられました。
クロッカスのほとんどは秋植え春咲き球根なので、寒い冬を乗り越えて咲くという性質を由来に、「切望」という花言葉がつけられました。
また色によっても別の意味があるので紹介していきます。
紫色のクロッカスの花言葉「愛の後悔」です。
この花言葉はギリシャ神話からきていて、とあるクロッカスという少年がリーズという娘に恋をしてしまいました。ですが二人は結婚できずにそれぞれが自ら命を経ってしまいました。
それを見た花の女神が少年をクロッカスの花に、リーズをアサガオに変えたというエピソードに由来しています。
黄色のクロッカスの花言葉「私を信じて」です。
紫の花色が多いクロッカスですが、その中でも力強くはっきりとした色合いの黄色で咲くクロッカスには、心強いメッセージを感じますよね。
クロッカスはオランダで盛んに品種改良が行われ、今では世界中で600種類以上の園芸品種が生まれています。基本的には春に咲きますが、秋に咲く品種もあります。
その中からいくつか人気のクロッカスの品種をご紹介していきます。
クロッカス・ブルーパールは花びらの先にいくにつれて淡い紫のグラデーションが入る美しい品種で、クロッカスの中でも人気が高いです。開花時期は3〜4月に咲く春咲きです。
クロッカス・ジャンヌダルクは美しい真っ白の花に、うすく紫の線が入る品種です。他の品種よりも花が大きめなのが特徴です。
クロッカス・シーベリーは花首が黄色、花びらの先が紫になるツートンカラーが珍しいクロッカスです。開花時期は2〜3月ごろの早咲きです。
クロッカス・ピックウィックは花びらに紫色がストライプのように入るのが特徴です。ストライプの幅が広いので独特の花の模様が美しいですね。
クロッカスは淡い青紫の花びらに、濃い紫のストライプが入る、サフランにも似た秋咲き品種です。秋咲きクロッカスという名前で出回ることもあります。
クロッカス・イエローマンモスは黄色い花びらが特徴で、紫色のクロッカスが多い中でも文字通り異色の存在です。大輪種でもあり迫力のある花姿が魅力です。
クロッカスに似た花で「サフラン」があります。上の写真がサフランですが、たしかにクロッカスによく似ていますよね。
どちらも土から花が出てきているような姿が特徴的です。見分け方としていくつかあげられるものがあるので紹介していきます。
まず、開花時期に違いがあります。クロッカスはほとんどの品種が春に咲き、サフランは秋に花を咲かせます。
また、サフランは紫色の花をしているに対して、クロッカスは黄色や白など様々な色が存在しています。
一番見分けやすい特徴は雌しべです。クロッカスは黄色の雌しべがあり、サフランには黄色く長い雄しべと、赤く長い雌しべがあります。ぱっと見たときに一番わかりやすい見分け方です。
今回はクロッカスは全般の花言葉や、色別、とくに紫のクロッカスの花言葉はギリシャ神話にちなむ切ない意味をご紹介しました。
花が咲いたときに花言葉の由来まで楽しみながら眺めてみると、また違う美しさを感じれると思うので、ぜひクロッカスの花言葉を覚えて花を楽しんでください♪
GreenSnap編集部