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ふわふわとしたフリルのような花がかわいらしく、色のバリエーションが豊富なキンギョソウ(金魚草)。寄せ植えやお部屋の一輪挿しで人気があり、好きな人も多いですよね。今回は、キンギョソウの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
キンギョソウの花言葉には、「おしゃべり」「おせっかい」「でしゃばり」などの意味があります。
キンギョソウの名前にもある通り、花の形が金魚のようで、それが口をパクパクさせているように見えることからつけられました。
キンギョソウの花色には、赤やピンク、黄色、オレンジ、白、紫などさまざまな種類がありますが、特に色別の花言葉は存在しないようです。
キンギョソウのふわふわした繊細な花は、リナリア(姫金魚草)やグラジオラスの花とよく間違われますが、全く別の植物です。
前述の通り、金魚のような形をしているようにも見えます。品種によって草丈は、20〜120cmとさまざまあります。
キンギョソウは暑さにも寒さにも強い特徴があり、地中海沿岸や北アフリカなどによく自生しています。
キンギョソウの開花時期は3月〜6月で、7日ほどきれいな花を咲かせます。
キンギョソウの学名「Antirrhinum majus」の「Antirrhinum」はギリシア語のanti(〜のような)とrhinos(鼻)が元になっていて、日本語に訳すと「鼻のような」という意味になります。確かに、鼻の形にも似ているかもしれませんね。
また、海外では花の形がドラゴンの口に似ていることから「Snapdragon(スナップドラゴン)」と呼ばれています。「かみつきドラゴン」という意味です。蜜を吸いにやってきた虫が、ドラゴンに食べられているように見えることに由来しています。
日本名の由来は江戸時代に日本に渡来したとき、花の形が金魚の泳ぐ姿や口に似ていることから「キンギョソウ」と名付けられました。ちなみに中国でも「金魚草」と呼ばれています。
キンギョソウは種類や品種も豊富です。草丈が1m以上にもなる高性種、小型の矮性種、そして中間の大きさの中性種もあって切り花から花壇、鉢植えなど用途に応じて育てられます。
花形も一重咲きや八重咲き、ペンステモン咲きなど品種によって違うので、それぞれ楽しめます。
品種は主にF1品種と呼ばれる一代雑種が流通していて、品種名にF1が付いていることが多いです。矮性種だとF1パレット系、中生種だとF1プリンセス系、高性種だとF1メリーランド系が代表的な品種です。次に、いくつか代表種を紹介していきます。
葉に紫やクリーム色の斑が入り、カラーリーフでも楽しめる品種です。寄せ植えにおすすめです。
草丈が低い小型種で、15cmほどとなっています。白いフリルのような花を春と夏の2回咲かせます。シルバーリーフも美しく、人気の高い品種です。
草丈が50〜60cmの中型で2色の花を楽しむことができる品種です。
20cm〜30cmの小型種で、色も多く寄せ植えなどで人気の品種です。
半八重〜八重咲きの花を楽しむことができる品種です。
花色が鮮やかに出る特徴のある品種です。間延びせず茎も曲がりにくいので、管理がしやすく人気があります。
冬でも比較的長く栽培を楽しむことができる品種です。
黄色のキンギョソウは、金運を高めてくれるので特に西に置くと良いといわれています。また、キンギョソウの鮮やかな色は疲れを癒やし、陽気な気分にさせてくれます。
キンギョソウは大きさや色が様々あり、寄せ植えに人気です。また、一輪挿しの花瓶にもぴったりです。キンギョソウに切り花が1輪でもお部屋にあると華やかな明るい雰囲気になるのでおすすめですよ。
ただし、キンギョソウの花言葉には「おせっかい」や「でしゃばり」など、人によってはマイナスと捉えかねない意味もあるので、花を贈るときは相手をきちんと見極めた方が良いでしょう。
GreenSnap編集部