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プリムラは色や種類・品種が豊富な、ガーデニングで人気の花で、冬から春まで長い期間楽しむことができるのが魅力です。今回は、そんなプリムラの花言葉と、種類や色別の意味をご紹介します。
プリムラは主に外国産のサクラソウのことを指していて、とくにプリムラ・ジュリアンがその代表種としてよく園芸店に出回っています。大きな丸みのある花の中央に花がパッと咲くかわいらしい花姿が人気です。
寒さに強く、基本的には冬に開花時期を迎えますが、暑さにも比較的強いので春すぎまで咲くこともあります。種類によって一年草、多年草と異なります。
プリムラの花言葉は、「青春のはじまりと悲しみ」と「青春の恋」という意味がついています。それぞれの花言葉がついた由来についてご紹介します。
この花言葉がついた由来はひとえにプリムラの開花時期にあります。プリムラの花が咲くのはそのほとんどが10〜4月ほどです。
これから暖かくなり青春を迎えると同時に枯れてしまうことから、「青春のはじまりと悲しみ」という意味がつけられたと考えられています。
この花言葉は英語での花言葉ですが、このついた由来はプリムラの花色の多さにあるといわれています。
黒以外すべての色があると言われる豊富な花色で咲くプリムラは、花にとって厳しい環境である冬の間も色とりどりの花壇を作り出してくれます。そのため、色とりどりの花々が咲き乱れる青春をイメージしたことが由来とされています。
このほかにもプリムラには約600もの種類があり、種類によってそれぞれ違った意味の花言葉もあるのでご紹介します。
プリムラ・ジュリアンの花言葉は、「青春の喜びと悲しみ」です。
ヨーロッパ原産の品種で、11月〜5月に咲く寒さに強い性質をもっています。冬の花壇や寄せ植えによく使われるのはこのプリムラ・ジュリアンです。現在では花色や柄、咲き方の種類も豊富に生み出されています。
プリムラ・マラコイデスの花言葉は、「気取らない愛」です。
プリムラ・マラコイデスは中国原産の品種で、「ケイショウザクラ」ともよばれます。他の品種より大型で、ピンクや白の花をつけ、2月〜4月に咲きます。葉には「プリミン」という弱い毒があり、肌が弱い方はかぶれてしまう場合があるので気をつけてくださいね。
プリムラ・オブコニカの花言葉は、「初恋」です。
プリムラ・オブコニカは「常盤桜(トキワザクラ)」という別名を持ち、一年草が多いプリムラの中でも育てやすく毎年花を咲かせる多年草です。オレンジや紫などカラフルな色が多いのも特徴のひとつです。
プリムラ・ポリアンサの花言葉は「可憐」、「無言の愛」です。
大輪の花が特徴的で、さまざまな色の花を咲かせます。
プリムラは黒以外全ての花色があるといわれるほど、花色が豊富です。一部の花色には別で異なる花言葉がつけられているのでご紹介します。
赤いプリムラの花言葉は「美の神秘」「後援のない功績」です。赤は美の象徴ですし、冬の寒空の中、目を引く美しさ、一人でに咲く力強さを由来としていると考えられます。
紫色のプリムラの花言葉は「信頼」です。冬の寒さのなかでも必ず咲いてくれるという信頼感を由来としているようです。
最近ではプリムラは園芸品種が数々生まれています。八重咲きの、バラ咲きのほか、花にストライプが入った品種などもあり、どれもおしゃれでかわいらしいです。
ここからは最近人気が高まっているプリムラの人気品種を6種類厳選してご紹介します♪
プリムラ・ジュリアンの中でもとくに人気なのがこのアンティークマリアージュシリーズです。花びらにストライプがはいり、少し色褪せたようなアンティークカラーがおしゃれな品種です。
チョコリングは淡いピンク色の花びらが若干波打つように重なる、バラ咲きのプリムラ・ジュリアンです。アンティークカラーの優しい色合いがおしゃれで、花姿も華やかで人気が高まっています。
ココアは花びらの先に色褪せたようなカラーが入る複色のプリムラ・ジュリアンです。こちらもよく花びらが波打つバラ咲きの花姿が楽しめます。大人っぽいシャビーガーデンに人気です。
パルテックブルーは八重咲きプリムラの中でもとくに花びらの枚数が多く、ボリューミーな花姿が楽しめるプリムラ・ベラリーナです。さわやかで落ち着いた藤色の花色もステキですよね。
ロイヤルパープルエッジはダークカラーが魅力のプリムラ・ジュリアンです。黒色の花はないと言われる中で、かなり黒に近い紫色が楽しめるので、花壇に植えても存在感があると人気を博しています。
うぐいすシリーズのプリムラ・マラコイデスのなかでも発色が豊かで、長い花茎の先に小さな花をいくつも咲かせる花姿が人気です。
プリムラは花色がとても多く、長い時期咲いているので、ガーデニングにおすすめです。
お庭やお部屋に彩りが欲しいときはプリムラを飾ってみましょう。
GreenSnap編集部