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儚い花言葉を持つ勿忘草(ワスレナグサ)。白やピンク、青や黄など多彩な色の花を咲かすため春のガーデニングにおすすめの花です。今回は、ワスレナグサの花言葉や種類、怖い・悲しいといわれる由来を紹介していきます。
ワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」、「誠の愛」、「真実の友情」です。
この花言葉は、中世ドイツの悲しい話が由来となっています。
若い騎士が恋人のためにドナウ川の岸辺に咲く美しい花を取りに行った際に、川に流されてしまいました。最後の力を振り絞り掴んだその花を岸辺に投げ、「私を忘れないで」という言葉を残して亡くなったという話から由来したとされています。
ワスレナグサの花言葉には怖い意味があるともいわれていますが、実際にそのような事実はないようです。「私を忘れないで」という花言葉の意味や由来が悲しいことから、怖いというイメージがついてしまったのかもしれません。
ワスレナグサは3月〜6月に咲く花で、本来は多年草ですが暑さには弱く花を咲かせた後に枯れてしまうことが多いため、日本では一年草扱いとなっています。
青・白・ピンクなどの花色で小さな花を咲かせ、ガーデニングでは寄せ植えの隙間埋めにもよく選ばれたり、切り花にも人気の花です。
ワスレナグサは世界の温帯地域に約50種類ほどが自生しています。いくつか代表種を紹介していきます。
ノハラワスレナグサは、ヨーロッパ原産の花に白い軟毛が生えているのが特徴的です。青や紫の花を咲かせます。
シンワスレナグサは、ヨーロッパ原産の小さい水色の花を咲かせる美しい花です。
ミオマルクの花は咲き始めの頃はピンクのかわいらしい色ですが、だんだんと水色に変わっていきます。ほかの品種より大きな花が咲きます。
日本ではよく見られる品種で、水色や園芸品種では白やピンクもあります。丈夫なのでガーデニングなどでも人気です。
ワスレナグサは夏の暑さに弱いため、春のガーデニングにおすすめの花です。気温が20度以下になる頃にまた種をまくと花が咲きますよ。これからガーデニングを始める方も育てやすいのでお庭に植えてみてくださいね。
ワスレナグサの花言葉には怖い意味はありませんので、花束にして贈るのもおすすめですよ。
GreenSnap編集部