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沈丁花(ジンチョウゲ)は白やピンクのかわいらしい花を咲かせます。満開になると甘くさわやかな香りを漂わせて、春の訪れを感じさせてくれます。今回は、そんなジンチョウゲの花言葉の意味や由来のほか、特徴や毒の有無、種類などについてもご紹介していきます。
ジンチョウゲが一年中緑の葉をつける常緑樹であることに由来して、このような花言葉がつけられたといわれています。
ジンチョウゲの花色には白や薄い赤、黄色などがありますが、特に色別の花言葉は存在しないようです。
2月〜3月に白やピンクの花を咲かせるジンチョウゲは、実は赤い実もつけます。ただし、日本に咲くジンチョウゲは、雄ばかりなので結実することがありません。
また、花や実もかわいらしいですが、なんといっても香りが特徴的で、三大香木のひとつとしても知られています。
そんなジンチョウゲですが、木や実の全体に毒を持っていて、特に樹皮、樹液、根、果実が毒が強く、誤って口にしてしまうと下痢や嘔吐、ひどい場合は心臓にも障害が及びます。
薬用として使われることもあり、花を煎じた汁は、口内炎や喉の痛みに効果があるとされています。
ジンチョウゲには、代表種の「ジンチョウゲ」のほかに数種類の品種があります。代表種とほかの品種には花の色や葉の色などに違いがあり、それぞれ異なる雰囲気を楽しむことができます。
ここでは、ジンチョウゲの主な種類をご紹介します。
代表種のジンチョウゲには、外は紫がかったピンク色で、内側が白い色をした花が枝の先につきます。小さな花が集まってつくられた丸い花は、周囲を肉厚の葉に囲まれています。
シロバナジンチョウゲは、内側だけでなく花全体が白い種類です。清楚な雰囲気の可愛らしい花が咲きます。
ウスイロジンチョウゲは、内側が白色で外側が薄い紅色の花が咲きます。控え目なカラーで可憐な雰囲気のジンチョウゲです。
葉の周りに斑(覆輪)が入っているため、フクリンジンチョウゲと呼ばれています。葉や花などに現れる色のコントラストも魅力です。
ジンチョウゲの花言葉は「栄光」、「不死」、「不滅」、「永遠」です。花言葉の縁起も良く、甘くさわやかな香りも好まれるので、ご家族など大切な方へ贈る花としてもぴったりです。
また、古くから三大香木として愛されてきたジンチョウゲは育て方も難しくないので、もらった花枝を挿し木して、お庭に植えてみるのもおすすめですよ。
GreenSnap編集部