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夏には甘くジューシーな実をつけ、食べた人を幸せにしてくれる桃は、初春にピンクのかわいらしい花を咲かせてもくれます。ひな祭りには、女の子の健やかな成長を願い桃の花を飾りますよね。
今回は、そんな桃の花の花言葉の意味や由来のほかや、観賞用の種類、実の花言葉などについてもご紹介していきます。
桃の花の花言葉は「私はあなたのとりこ」、「気立てのよさ」、「恋のとりこ」、「チャーミング」です。
桃は古くから女性のシンボルとされたことから花言葉の意味がつけられたといわれています。フランスでは冬の寒さに耐え花を咲かすことから「辛抱」、「忍耐」の意味があります。
実は桃の実にも花言葉があります。そんな桃の実の花言葉は「天下無敵」です。
中国では桃は悪い気を払い、不老長寿を与えるとされてきたため、お祝い事には桃の実を食べる習慣があります。日本でも桃の節句には花を飾りますよね。言い伝えでは、イザナギノミコトが鬼に桃の実を投げて追い払ったことから「天下無敵」がつけられたそうです。
縄文時代よりも前から日本では桃が栽培されていましたが、江戸時代までは甘い品種がなく、主に観賞用や薬用として利用されていました。
そのあとは、甘い品種が渡ってきたことで、品種改良が盛んに行われ、観賞用の花桃と食用の実桃に分けられました。
桃には花を楽しむ観賞用の「花桃」と食用の「実桃」があります。ここでは、観賞用の桃の花(花桃)の代表種を紹介していきます。
「源平」は、赤、白、ピンクの複数の花が咲く花桃の品種です。ですが、その年によって、赤が多かったり、白が多かったりと不思議な点もあります。花桃の遺伝子の影響と推測されているようです。
紅白の花が競って咲くことから源平の合戦にたとえられ品種名がついたとされています。
「関白」は、純白の花を咲かせる八重咲きの花桃の品種です。
一般的にひな祭りに飾られるのはこの「矢口」という品種です。ピンク色で八重咲きのかわいらしく、切り花として人気です。
ひな祭りに桃の花を飾ったり、プレゼントして初春を感じましょう。
GreenSnap編集部