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日本人なら誰もが知っているハナミズキは、一青窈さんの歌の歌詞にも登場する有名な花ですね。ハナミズキは、実はアメリカを代表する花でもあり、2つの州花にもなっているほど愛されています。
今回は、ハナミズキの花言葉や、英語での意味、種類についてを紹介していきます。
ハナミズキの花言葉には、「返礼」「私の想いを受けとめてください」「永続性」「華やかな恋」という意味があります。それぞれの花言葉には由来があるので、詳しくご紹介していきますね。
ハナミズキの花言葉のひとつである「返礼」は、日本とアメリカの交友の歴史が由来しています。1912年、当時の東京市長であった尾崎行雄氏が、日米友好を願ってソメイヨシノ3,000本ををワシントン市に寄贈しました。日本人が心から愛する花であるソメイヨシノを贈られた返礼として、アメリカの人々が心から愛する花であるハナミズキが日本に贈られました。
このエピソードが、ハナミズキの花言葉の由来となりました。「私の想いを受けとめてください」も、そんなハナミズキのエピソードが由来しているとされています。
ハナミズキの花言葉には、日本語でも英語でも「永続性」という言葉があります。これは、ハナミズキがゆっくりと生長することからつけられた花言葉です。
ハナミズキの花言葉の「華やかな恋」は、ハナミズキの華やかで美しい姿が由来しているとされています。
西洋・英語圏でのハナミズキの花言葉は、「durability(永続的)」「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」「Am I indifferent to you?(私があなたに関心がないとでも?)」です。
英語での花言葉である「durability(永続的)」は、日本の花言葉と同じように、ハナミズキがゆっくりと確実に育っていく姿から由来しています。また、ゆっくりと育ち、逆境にも負けずに花を咲かせるイメージから、「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」という花言葉がつけられています。
ハナミズキの花言葉には、特に色別の意味は存在しないようです。
ハナミズキの花言葉には怖い意味があると噂されているようですが、実際にはそのようなネガティブな花言葉は存在していません。
ハナミズキは頑丈な樹木であるため、その頑丈さゆえに磔の樹としても利用されていました。イエス・キリストの磔刑にもハナミズキが使われたことから、ハナミズキには怖い花言葉があると思われていることが多いようです。
ハナミズキは自然に樹形が整う木であることから、街路樹、公園の木、庭の木など身近な場所に広く利用されています。
ハナミズキは3月18日の誕生花です。ちょうど開花を間近に迎える時期となっています。
ハナミズキは、漢字では「花水木」と書きます。春先にハナミズキの木の枝を切ると、水が滴り落ちるほど水をよく含む木であることから「水木」という名前にされました。また、ミズキ科の植物の中でも特に美しい花を咲かせることから、ハナミズキと呼ばれるようになったそうです。
ハナミズキは風水的に庭木に植えるのが良いとされています。東に植える植物は、風水的に白、黄色を避けた方が良いとされているため、ピンク色のハナミズキを植えましょう。北に植える植物は、風水的に白色が良いとされているので、白のハナミズキを植えましょう。
東向きにピンクの植物を植えると良縁を招くとされており、北向きに白色の植物を植えると家庭運がよくなったり、金運を呼び込むとされています。
風水的に、庭木には複数の植物を植え込んだ方が良いとされています。ハナミズキ単体ではなく、他の植物とも合わせて楽しんでみてくださいね。
ハナミズキの花にはさまざまな色や品種のものがあり、斑入りの品種なども存在します。いくつか代表的な品種を紹介していきます。
ディブレイクは斑入りの白色の品種ですが、5月頃からはまだら入りの黄金色に変化していきます。秋にはきれいに色づいた葉w楽しむことができます。
ステラピンクはハナミズキとヤマボウシを交配した品種で、ハイブリットハナミズキとも呼ばれます。寒さや乾燥に強く丈夫な品種です。
ハナミズキは、アメリカでも日本でも古くから愛されてきた花です。ハナミズキは鑑賞期間が長く、また秋には美しく紅葉します。四季ごとに美しい姿を見せ、素敵な花言葉を持つハナミズキ。ぜひ大切な人にプレゼントして気持ちを伝えてくださいね。
GreenSnap編集部