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アロマオイルや香水などの原料として使われていることで有名なイランイラン。ロマンチックで魅惑的な香り、またリラックスできる香りとして人気です。インドネシアでは、新婚夫婦のベッドの上にイランイランの花を散りばめるそうです。
この記事では、エキゾチックな魅力漂うイランイランの花言葉を中心に、特徴などご紹介します。
「誘惑」「乙女の香り」という花言葉の意味があります。
官能的で濃厚な香りから連想できますね。日中は香りを放たず、夕方から明け方にかけて香りを発するという特性もあり、ますます魅惑的ですよね。クレオパトラや楊貴妃も好んだと言われています。
また、「フローラルハイ」とも言われていて、その香りの効果から、多幸感を与えて本来の自信を取り戻させる効果が期待できます。
[別名]Ilang-ilang(英名)
科・属:バンレイシ科イランイランノキ属
性質・分類:常緑樹
原産地:熱帯アジア
出回り期:通販等で流通
開花時期:5月~10月
用途:日本では沖縄以外で植樹されることはほぼありません
ヒマラヤからオーストラリアに広く分布する、熱帯性の常緑樹です。原産地は明確にはなっていません。生長が早く、原産地では樹高は10~15mに達します。花は緑色で帯状の長い花びらで徐々に黄色に変わります。黄色く色づいた頃が、一番よく香ります。
日本で多くは流通していないですが、通販などで購入することが出来ます。寒さに弱いので、冬場は室内で育てます。
香水やアロマの原料で有名な植物で、夜香木や夜来香と並んで魅惑的な香りが人気の植物です。黄色く変色した花は甘いような不思議な芳香を放ちます。
イランイランの名前はタガログ語に由来し、「花の中の花(flower of flower)」という意味です。
熱帯に自生する常緑樹で、成長の早い植物です。日本では植物園の温室などで見ることができます。
肉厚で細長い花弁を持っています。花色は緑色から始まり、時間がたつにつれて黄色くなり強い香りを放つようになります。
近くで花のにおいを嗅ぐと、強烈な甘い香りがします。風に運ばれる香りは、女性的な香りと言われており、シャネルの香水でも使われています。
育成環境が整えば育てることが出来ます。最低5度以上の気温を必要とするため、鉢植えで室内で育てる必要があります。理想は10度以上です。また、成長が速いため、年二回程度の定期的な植え替えもしたほうが良いでしょう。日当たりと温度が確保できれば、年に数回花の開花を楽しむことが出来ます。
魅惑的なイランイランは、アジアやヨーロッパで様々なエピソードを持っています。
ここではいくつかのエピソードをご紹介します。
“インドネシアでは新老夫婦のベットに、イランイランの花をまく習慣があります。
ヨーロッパのホテルのベットなどでもイランイランの香りをつけていることがあるそうです。
リラックス効果が期待できますね。
香水、アロマオイル、石鹸などに使われています。
シャネルの香水にもイランイランの香りが調合されています。
血行促進やホルモンバランスの安定が期待できるため、育毛剤に使われることもあります。
イランイラン自体は通販でも購入することが出来る植物ですが、実際に育てるとなると、環境と手間暇がかかってしまいます。手軽にプレゼントできる、香水やアロマオイル、石鹸などで代用してみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部