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ラナンキュラスはたくさんある春の花の中でも人気の高いお花です。きれいに重なった花びらがふんわり優しい春の雰囲気にぴったりで、花束におすすめです。ただし、オレンジのラナンキュラスには少し怖い花言葉ついていたりするので、贈り物にする際は色を選ぶ必要があります。今回は、そんなラナンキュラスの色別の花言葉や種類、プレゼントに人気のわけなどを紹介していきます。
ラナンキュラスの花言葉は、「とても魅力的」「華やかな魅力」「純潔」という、人としての魅力を表すものが多くなっています。
▼花言葉の由来となったギリシア神話(心優しい青年ラナンキュラスの物語)
ある日、山道で迷ったラナンキュラスと親友のピグマリオンは山陰の村に一夜の宿を求めました。そこで美しい村娘のコリンヌに出会い、ふたりとも彼女に恋をします。
しかし、村娘コリンヌが恋したのは、親友ピグマリオンのほうでした。
ラナンキュラスは、自らの恋心を隠して愛し合うふたりを祝福しましたが、その後、黙って姿を消し、シシリー島に渡って儚い生涯を閉じました。
失踪したラナンキュラスを心配したピグマリオンは、彼を探してシシリー島に辿り着きますが、すでにラナンキュラスが亡くなった後でした。彼の墓の傍には、一輪の黄色い花が咲いており、以後のその花はラナンキュラスと名付けられたのでした。
「とても魅力的」「華やかな魅力」「純潔」という花言葉は、親友と愛する人の幸せを願って身を引いたラナンキュラスの高潔さからきているのです。
まった、ラナンキュラスは春先に出回る花であることから、「合格」という花言葉もついています。
花びらが幾重にも重なり華麗な印象を与えるラナンキュラスは、「縁起が良い」とイメージされることから「合格の花」として売り出されることも多くなっています。
ラナンキュラス全般には怖い花言葉はありませんが、オレンジのラナンキュラスには、怖いというより少し意味深な花言葉がついています。
そのオレンジ色のラナンキュラスの花言葉が「秘密主義」です。
これは、花びらが雄しべを隠してしまうような見た目が、秘密を隠し、口外しないように口止めしているように見える様から、華やかな見た目とは裏腹に「大切な秘密を隠している」という花言葉になったといわれています。
ラナンキュラスは花束の本数別にも花言葉がついています。とくに16本と17本にはネガティブな意味があるので、プレゼントには避けたほうがいいでしょう。
ラナンキュラスには、白、黄色、ピンク、赤、オレンジなどさまざまな花色があります。それぞれの色によって異なる意味があるので、花色別に花言葉をご紹介します。
赤 | 「あなたは魅力に満ちている」 |
白 | 「純潔」 |
ピンク | 「飾らない美しさ」 |
黄 | 「優しい心遣い」 |
オレンジ | 「秘密主義」 |
紫 | 「幸福」 |
ラナンキュラスといえば、切り花にしても花持ちがよくて美しいことから、花束にも人気のお花ですよね。
ですが、ラナンキュラスは花色や本数によっては、花束でプレゼントするのに不向きな場合があります。
オレンジのラナンキュラスには少し怖い意味の「秘密主義」という花言葉がついています。そのため、贈り物の花束にラナンキュラスを使うのは避けたほうがいいのかどうか、気になるところですよね。
そこでGreenSnapでは、ユーザー653人にアンケートを取りました。
アンケートで「オレンジのラナンキュラスの花言葉を知ると嫌な気持ちになりますか」と質問したところ、次のような回答結果になりました。
回答を見ると、約2割の方がオレンジのラナンキュラスの花言葉にネガティブな感情を抱くことがわかりましたね。
花束やブーケなどでラナンキュラスの花を誰かに贈るときは、オレンジ色のラナンキュラスは避けたほうが無難かもしれません。
また、シチュエーションを選んだり、花言葉にとくに他意はないということを伝えておくと、相手も安心するでしょう。
ラナンキュラスには、前述の通り本数別にも花言葉がついています。16、17本は少し怖い印象を与える可能性があるため、プレゼントには避けたほうがいいでしょう。
同じ種類の花を寄せ集めて束にする際は、一般的に12本にすると幸せになれるといわれているのでおすすめす。
花束やブーケをプレゼントするときは、ラナンキュラスの本数にも注意しましょう。
ラナンキュラスの花束をだれかにプレゼントするときに一緒に伝えてあげるといいのが、ラナンキュラスの花を長く美しく飾る方法ですよね。
そこで、お花好きが集まるGreenSnapユーザーに、ラナンキュラスの花を飾るときのコツを教えてもらいました!
切り花は飾るときに、水揚げといって水の中で茎を切って水分を吸い上げやすくします。このとき、ラナンキュラスのような茎が空洞の花は、水を吸い上げやすくて腐りやすいので、茎を水平に切ってあげるのがポイント。
また、EMMAさんがされているように、水の量は切り口が1〜2cmつかる程度の浅水で管理すると長持ちしますよ。
ラナンキュラスは豪華な咲きっぷりが美しい一方で、花が重くて俯きがちになってしまうのが難しいところですよね。
そんなときペル太ママさんのように、ストローを縦に切り目をいれて、茎に巻きつけるようにはめてあげると、花が俯かず茎も折れないので安心です。
そのほかにも、花首を違うお花で支えてあげたり、茎を花瓶の高さに合わせてmきって、花瓶のふちで支えてあげるのもおすすめです。
その他、基本的な切り花の扱い方を含めて、ラナンキュラスを飾るときは下記の点に注意しておくといいでしょう。
ラナンキュラスの花束を長く美しく飾るコツ
ラナンキュラスには金運を上昇させる効果があります。また、北西に花を飾ることで紹介運や出世運、玉の輿運が上がるといわれていますが、北西に飾ると良いラッキーフラワーとしても金運を上昇させるラナンキュラスが効果があるといわれています。
黄色には金運を上昇させる力があるため、北西に黄色のラナンキュラスを置くと良いかもしれませんね。
自分で飾るときや、相手に花束としてプレゼントするときは、ラナンキュラスの風水効果も一緒に伝えておくと喜ばれるでしょう。
ラナンキュラスはキンポウゲ科キンポウゲ属の植物で、早春〜春の季節にふわりとした薄い花びらの美しい花を咲かせます。
スタンダードなのはバラにも似た八重咲き〜多弁咲きの花姿ですが、最近では品種改良が進み、咲き方や色数もとても豊富です。
ラナンキュラスは庭で育てた場合は、3~4月に開花する花です。しかし、世間に切り花が流通する時期は11~3月です。苗ものも1~3月がピークで、実際の開花時期よりも早く出回ります。
ラナンキュラスという花名は、ギリシア神話に登場した高潔な青年「ラナンキュラス」の魅力的な人柄にちなんでつけたれたと言われています。
また、花の名前も葉っぱの形がカエルの足に似ており、ラテン語の「nana(カエル)」が語源とされているようです。
ラナンキュラスは色別の花言葉や、品種改良によって様々な品種があり、とても魅力的な花だということがわかりましたね。
ラナンキュラスの花束をプレゼントするときは、花色や本数選びに注意しながら、長く美しく飾るコツも一緒につたえてあげるといいですね。
GreenSnap編集部