ブーゲンビリア(ブーゲンビレア)は南国らしさあふれる、鮮やかな色の発色が魅力の情熱の花です。もらって嬉しい花としても良く上挙げられる植物です。ハイビスカスと並ぶトロピカルフラワーとして人気のブーゲンビリア。トゲがあることから、ハワイでは「花の悪魔」とも呼ばれているそうですよ。この記事では、ブーゲンビリアの花言葉を中心に、特徴などもご紹介します。
ブーゲンビリアの花言葉
「情熱」「熱心」「あなたしか見えない」
ブーゲンビリア全般的な花言葉は、「情熱」「熱心」「あなたしか見えない」です。
これらはブーゲンビリアの鮮やかな色が情熱的に見えることに由来しています。
色別のブーゲンビリアの花言葉
赤いブーゲンビリアの花言葉
赤いブーゲンビリアは、「情熱」「あなたしか見えない」という花言葉を持っています。まさに情熱の赤色ですね。意中の相手にピッタリのプレゼントです。
ピンクのブーゲンビリアの花言葉
ピンク色のブーゲンビリアは、「魅力がいっぱい」「あなたは魅力に満ちている」という花言葉を持っています。こちらも情熱的で、ピンクが好きな女性に喜ばれる品種です。母の日でも人気の色味です。
白いブーゲンビリアの花言葉
白いブーゲンビリアは、「熱心な気持ち」「あなたは素敵」という花言葉を持っています。情熱的な意味に加え、白色が持つ清楚さをアピールできると思います。
ブーゲンビリアの花言葉には怖い意味もある?
情熱的な花言葉を持つブーゲンビリアですが、「薄情」という意味も持っています。
これは、花びらに見える部分が、実は「苞(ほう)」と呼ばれる葉の一部で、キレイに見える部分が実は葉っぱだったのです。この「苞(ほう)」が薄い性質から、「薄情」という花言葉がついたようです。
ブーゲンビリアの花の特徴
トロピカルで南国らしさ満載の植物ブーゲンビリア。オシロイバナ科ブーゲンビリア属の常緑つる性植物です。中南米の熱帯が原産地の低木で、生息地では年中咲いています。
ブーゲンビリアは開花期が春と秋の2回あり、鉢植えや地植えでも育てられることから、ガーデニングでも人気があります。シンボルツリーや庭木として比較的育てやすい植物といえます。
赤色やピンク色、黄色、オレンジ色、白、紫色など派手な花色が印象的で、八重咲きの品種も存在します。鮮やかで美しい見た目ですが、開花してもほとんど香りはありません。
ちなみに、一般的にブーゲンビリアの「花びら」として見られている部分は、実は花を包む葉の一部で「苞(ほう)」と呼ばれている部分です。苞の中心に咲いている小さな部分が本当の花です。
ブーゲンビリアの花の種類・品種
ブーゲンビリアは、ブラジル原産のグラブラ、スペクタビリス、ペルー・コロンビア原産のペルビアナの3原種を元にしています。枝変わりや品種改良によって種類が増えています。。日本では、これらを掛け合わせたバッティアナタイプ、ハイブリッドタイプを加えた5系統が流通しています。
ブーゲンビリア「グラブラ」
テリハイカダカズラとも呼ばれます。葉は楕円形で光沢があり、毛が無いのも特徴です。一年に数回開花する、比較的寒さに強い、丈夫な品種です。
ブーゲンビリア「ペルビアナ」
葉が薄く長いのが特徴です。色はピンク色や紫色。枝が伸びて成長していくタイプです。
ブーゲンビリア「スペクタビリス」
葉は波打つこともあります。葉や茎に毛があるのが特徴です。色は様々あり、苞も大きいのも特徴です。枝がつる性にならず、低木状に育ちます。
ブーゲンビリアの花言葉を贈ろう!
ブーゲンビリア(ブーゲンビレア)はトロピカルフラワーらしく、情熱的な花言葉の意味であふれています。
育てやすい植物でもあるので、ぜひ一度、心を寄せる人にプレゼントしてみませんか?
ブーゲンビリアの花の基本情報
- 科・属名
- オシロイバナ科ブーゲンビリア属
- 分類・性質
- 常緑つる性低木
- 原産地
- 中央アメリカ、南アメリカの熱帯雨林
- 学名
- Bougainvilleae
- 英語名
- Bougainvilleae
- 和名
- 筏葛(イカダカズラ)
- 出回り期
- 11月~2月(最盛時期は12月)
- 開花時期
- 4~5月、10~11月
- 花色
- 赤、ピンク、白、黄、オレンジ、複色
- 用途
- 鉢植え、庭木
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
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