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ヨーロッパ原産のスミレを品種改良して誕生したビオラは、パンジーやスミレと姿がよく似ていることでも知られています。最近では、食べることができるエディブルフラワーとしてもよく見かけます。開花期も長く、初心者でも育てやすいため、切り花だけでなく鉢花としても人気があります。ここでは、そんなビオラの花言葉の意味や由来のほか、色別の意味の違い、名前の由来などについてもご紹介します。
片思いを応援する花ともいわれるビオラの花言葉は、バレンタインの由来ともなった、キリスト教の司祭バレンティヌスの伝説から来ているといわれています。
その昔彼が牢獄にいたときに、窓にハート型の葉を持つ花が咲いていました。その葉に「私のことを忘れないで」とメッセージを添えて鳩に託したことに由来したそうです。
また、ビオラが冬の寒い時期に、小さいながらも力強く育っていく健気な姿が、初々しい恋心を連想させたことが由来ともいわれています。
ビオラの花がもともと紫色であったため、その花姿を、ラテン語で紫という意味を持つ「Viola」と表したことに由来しています。
パンジーの中でも、小型で群れ広がって育つものを総じてビオラといいます。大輪の花を咲かせる品種をパンジー、小輪の花を咲かせる品種をビオラと呼んで区別しています。
ビオラは初心者でも育てやすく、秋になると全国のホームセンターや園芸店で、手軽に購入することができます。
多年草に分類されますが、高温多湿に弱く夏には枯れてしまうことが多いため、園芸品種としては秋まきの一年草として扱われます。
種苗メーカー各社が品種改良を重ねているため、花の色だけでなく、咲き方までとてもたくさんの品種が存在しています。
「花壇の女王」と呼ばれることもあるビオラ。秋冬の花壇品種の消費量はNo.1だそうです。
花壇はもちろん、プランターでも寄せ植えでも、ハンギングバスケットでも大活躍してくれるほか、悪い意味の花言葉もありません。
ぜひビオラの花と花言葉を、大切なひとへ贈ってみませんか?
GreenSnap編集部