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暑さに強くて、夏花壇の定番品種としても知られるマリーゴールド。花姿が豪華であることから、花束やアレンジメント、寄せ植えにも人気となっています。ここでは、そんなマリーゴールドの花言葉や由来、怖い意味があるのかなどを中心に、人気の種類や品種についてもご紹介もします。
マリーゴールドの花言葉は「可憐な愛情」「勇者」です。
また、アフリカンマリーゴールドの花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」で、フレンチマリーゴールドの花言葉には「いつも側に置いて」という意味もあります。
どの花言葉もマリーゴールドの強健な性質を由来としていて、力強さやどこでも花を咲かせる信頼感のある花言葉ですね。
一方、マリーゴールドには「嫉妬」「絶望」「悲しみ」という怖い花言葉もつけられています。
この怖い花言葉は、マリーゴールドの黄色がキリスト教において裏切りを意味する色であるといことが由来となっています。
ちなみにキリスト教圏でなぜ黄色が裏切りを意味するのかというと、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐』で、イエスを裏切ったユダが黄色い服を着ていたことが原因です。
マリーゴールドは、全般の花言葉や種類別の花言葉以外に、花の色別でも下記のような花言葉がついています。
黄 | 「健康」「下品な心」 |
オレンジ | 「真心」「予言」 |
白 | 白色のマリーゴールドは品種改良で誕生したばかりであるため、まだ花言葉ははつけられていません |
マリーゴールドには一重や八重の花形があり、明るい色の花は夏の空とのコントラストによく合うため、切り花だけでなく寄せ植えにも人気があります。
暑さに強く、育て方もさほどむずかしくないので、初心者にもおすすめの花といえます。
マリーゴールドの名前には「聖母マリアの黄金の花」という意味があります。これは聖母マリアの祭日にいつもマリーゴールドの花が咲いていたことに由来していて、「可憐な愛情」という花言葉にも繋がっています。
また、マリーゴールドの和名は「千寿菊」「万寿菊」です。これはマリーゴールドの開花期間が長いことに由来していて、黄色いマリーゴールドの「健康」という花言葉にも繋がっています。
じつはマリーゴールドは古代ローマ時代から薬用植物として重宝されてきた、ハーブのひとつでもあるんです。
摘み取った花をサラダに使ったり、ハーブティーとして使えば殺菌・消炎・収斂作用の効能があると言われています。
そのほか、マリーゴールドはほかの花と一緒に植えることで病害虫の被害を防止したり成長を促進したりする、コンパニオンプランツとしても重宝されています。
花言葉としては怖い意味もあるため贈りづらいマリーゴールドですが、花持ちも良く、育てやすい草花です。
アレンジメントにも使いやすいので、自宅用ならお花屋さんにアレンジメントしてもらうのもおすすめです。
また、「健康」という花言葉もあることから、敬老の日や祖父母の誕生日などにプレゼントするのも良いですが、その際はひとこと添えてあげると親切でしょう。
GreenSnap編集部