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開花と共に強い香りを放つジャスミン。「香りの女王」とも言われていることをご存じの方も多いのではないでしょうか?
ジャスミン茶など、身近な飲み物にも利用されている植物。初心者でも比較的簡単に育てることが出来る品種です。
今回は、花言葉を中心に、品種などもご紹介します。
ジャスミンの花言葉には「優美」「愛想の良い」「愛らしさ」「官能的」という意味があります。
この花言葉は、ジャスミンの白く美しい花姿が由来していて、クレオパトラもジャスミンを愛したと言い伝えられています。
また、ジャスミンの花の妖艶とも感じる香りから、「官能的」という花言葉もつけられています。
色別や一般的な花言葉とは別に、ジャスミンは怖い花言葉も持っています。
「好色」「肉欲」という裏の意味を持っています。エキゾチックな花の香りが、この裏の意味を持たせたのかもしれません。
ジャスミンには全般の花言葉以外に、色別で下記のような花言葉がついています。
白 | 「温和」「従順」「好色」 |
黄色 | 「優美」「優雅 |
ピンク | なし ※似た花の花言葉があります。 |
青 | なし ※似た花の花言葉があります。 |
ここからは、色別の花言葉のそれぞれの由来や品種についてもご紹介していきます。
白いジャスミンの花言葉には「温和」「従順」という意味や、「好色」といった意味があります。真っ白な花白い花の姿からイメージして、この花言葉が付いたと言われています。
白いジャスミンのほとんどは「茉莉花(まつりか)」とも呼ばれる定番種です。生花はジャスミン茶の香り付けにも使われています。アロマテラピーでも良く使われていますよね。
黄色のジャスミンの花言葉には「優美」「優雅」という意味があります。
黄色いジャスミンのほとんどは「ソケイ(素馨)」というインドが原産の品種です。アーユルヴェーダの漢方薬としても利用されていて、イエロージャスミンと呼ばれることもあります。生け花にも利用されるんですよ。
黄色い花を咲かせるジャスミンは、かわいらしい花ですが、他のジャスミンの様な甘い香りがありません。そのため、香りから連想する色気ある花言葉は付いていません。
ちなみにカロライナジャスミンという黄色い花は、ジャスミンの名前がついていますが、全く別の花です。
現在のところピンクのジャスミンはないとされており、ピンクのジャスミンの花言葉も存在しません。
しかし、咲き始めのつぼみがピンク色のハゴロモジャスミンという花は、見るタイミングによってはピンクの花を咲かせるようにも見えます。
そんなハゴロモジャスミンの花言葉には「誘惑」「官能的な愛」という意味があり、近くを通りかかっただけでも、香りがして吸い寄せられてしまうことに由来しています。
青いジャスミンも実際には存在しませんが、ジャスミンに似ていて青いジャスミンと言われることが多いのが「ルリマツリ」という花です。
青いジャスミンに似たルリマツリには「いつも明るい」「ひそかな情熱」「同情」などの花言葉がつけられています。
ジャスミンはつる性の常緑低木で、庭木で利用されることも多く、公園などでもよく見かける植物です。開花時期は4〜5月で、春から初夏の季節に見頃を迎えます。
近くを通りかがっただけでわかるような、独特な甘い香りを持つのが特徴です。「香りの女王」と呼ばれたり、夜によりいっそう香ることから「夜の王様」とも呼ばれています。
また、鉢植えのジャスミンは、花が咲き終わった後も観葉植物として鑑賞することができるので、室内観葉植物としても人気です。
[別名]素馨(ソケイ)
科・属:モクセイ科ソケイ族
性質・分類:常緑蔓性低木
原産地:アジアからアフリカの熱帯
出回り期:4月~5月
開花時期:4月~5月
用途:庭木、鉢植え
ジャスミンの香りの効果には、リラックス効果と、とくに女性のホルモンバランスを整える効果があるといわれています。
気分を落ち着かせたり、落ち込む気持ちを前向きにするポジティブな効果があるようです。そのほか、とくに月経のリズムを整えたり、月経痛を軽減する効果もあるといわれています。
小さな苗が園芸店やホームセンターで売られているので、プレゼントにも利用してみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部