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暦の上では春を迎える2月。まだまだ寒さは続きますが、春を迎える花々が咲き始める時期です。白、ピンク、黄色や紫など、優しい色合いの花が増えてきますよ。彩り豊かな花々を見かけると、だんだんと春が訪れてくるようで気分も高まりますね。
今回は、早春の「2月の花」の中から、花壇やプランターなどのガーデニングにおすすめな植物をご紹介します。
【開花時期:2~3月】
スノードロップは、昔から春の始まりを告げる花として親しまれてきました。雪のしずくのような形の白い花を一輪ずつつけるのが特徴。また、うつむきがちな花姿からもわかりますが、太陽が当たると開花し、夜になると花びらを閉じるという、恥ずかしがり屋さんの一面も持ちます。
【開花時期:2~4月、10~11月】
ヨーロッパで昔から春の訪れをつげる花として親しまれていたクロッカス。草丈は7cm程度と低く、地面から花が咲いているかのように見え、存在感があります。花色は黄色や白、紫色などさまざまで、花びらにストライプ模様が入ったものなどもあります。
【開花時期:2~4月】
フクジュソウは、昔から「福を招く、長寿」を意味する、縁起のいい花として親しまれてきました。小さな黄色い花を咲かせ、山野の落葉樹の下らへんに自生するのが特徴。黄色のイメージが強いですが、実は赤色の花を咲かせる品種も存在します。
【開花時期:2~4月】
ヒマラヤユキノシタは、まだ寒さが残る時期にピンク色の花を咲かせます。地面に広がるように育ち、日陰にも乾燥にも強く、常緑性であることから、グランドカバーとしてもとっても人気があるんですよ。花色は、濃いピンクや淡いピンク、白色などがあります。
【開花時期:2~5月】
春の七草で知られるナズナ。別名のペンペングサの方が広く認知されていますでしょうか。小さな白い花を密着させて咲かせ、タネがハートの形をしているのが特徴。子供のころ、茎を左右に回転させ、でんでん太鼓のようにして遊んでいたのを思い出しますね。
【開花時期:2~4月】
オウバイは、梅と似た時期に、姿形も似た黄色の花を咲かせます。このことから、梅と同種と思う方も多いのですが、ウメはバラ科、オウバイはモクセイ科の、全く異なる種類なんですよ。
【開花時期:2~3月】
マンサクは、開花時期が早いことから「真っ先、まず咲く」という表現が変化したといわれています。細長い黄色の花びらをつけるのが特徴。シナマンサクという交配種は花自体がもう少し大きく、花色も黄色の他に赤やピンクなどがあります。
【開花時期:2~4月】
小さな青い花をつけるオオイヌノフグリは、太陽がのぼる頃に咲いて、その日に生涯を終える一日花であるため、なかなかお目にかかれません。
ネモフィラと似ていますが、オオイヌノフグリは葉の形が丸い一方、ネモフィラは葉の形がギザギザしているという違いがあります。
【開花時期:1~3月】
カンザキアヤメは、その名の通り、冬の寒い時期に花を咲かせる珍しい種類のアヤメです。青紫色の花を咲かせ、中央には黄色い斑が入っているのが特徴。模様がきれいで、見ているとなぜかおちついてきますよね。
【開花時期:2~4月】
エリカと似た、小さな鈴のような花を咲かせるアセビは、ツツジ科の植物です。葉や茎に毒があるので注意が必要。これを馬が食べると、酔っ払ってふらふらした足取りになるため、馬酔木(アセビ)といわれるようになったのだとか。
今回ご紹介した花以外にも、2月に花を咲かせる植物はまだまだたくさんあります。ぜひ、これらのお花をお庭やお部屋に取り入れて、ステキな暮らしをお過ごしくださいね。みなさんが見つけた「2月の花」の投稿もお待ちしています♪
GreenSnap編集部