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夏を代表する花として知られているアサガオ(朝顔)は、昔から根強い人気を誇っているつる性植物です。
その美しい見た目とは裏腹に、じつは少し怖い花言葉がつけられていることをご存知でしょうか?
この記事では、アサガオの花言葉をはじめ、怖い意味や色別の意味などを詳しくご紹介します。
アサガオの花言葉は「明日もさわやかに」「結束」「愛情の絆」です。
アサガオはその日に咲き終わっても、翌日にまた新たな花が咲いていくため、「明日もさわやかに」という前向きなイメージの花言葉がつけられています。
また、アサガオは支柱などにツルを巻きつけて伸びていくツル性植物なので、支柱に絡み付いた様子を「結束」「愛情の絆」という花言葉で表したとされています。
また、アサガオには「私はあなたに絡みつく」という怖い意味の花言葉もあります。
この少し怖い花言葉は、アサガオは何かに絡みめながらでないとツルが枯れて伸びていけない性質をもっているので、このような少しゾッとする花言葉がつけられました。
アサガオには、花全般の花言葉以外にも、花色によって下記のようなステキな花言葉がつけられています。
白 | 「固い絆」「溢れる喜び」 |
ピンク | 「安らぎに満ち足りた気分」 |
青 | 「はかない恋」「短い愛」 |
赤 | 「はかない情熱的な愛」 |
紫 | 「冷静」「平常」 |
白色のアサガオの花言葉は、「固い絆」「溢れる喜び」です。
「固い絆」の花言葉も「結束」や「愛情の絆」の花言葉と同様、支柱がツルに巻きつく性質にちなんでおり、固い絆のようだとしてつけられました。また、純白の花色から「溢れる喜び」と連想できるのも頷けます。
ピンク色のアサガオの花言葉は、「安らぎに満ち足りた気分」です。
ピンク色は興奮を沈める色、攻撃的な気持ちを和らげる色といわれています。そのような色の特質と、優しい花のイメージから名づけられたとされています。
青色のアサガオにの花言葉は、「はかない恋」「短い愛」です。
アサガオの花は、朝に咲いても午後になるとしぼんでしまいます。そのはかなげで短命な花の様子を表しているのです。
赤色のアサガオの花言葉は、「はかない情熱的な愛」です。
情熱的な色として知られる「赤」と、朝に咲いても昼にはしぼんでしまう花のはかなさが合わさってつけられたとされています。
紫色のアサガオの花言葉は、「冷静」「平常」です。
明確な由来のストーリーなどは特にありませんが、色彩心理学において紫色には「心身のバランスを整える色」「心を落ち着かせる色」とされています。そのため、このような花言葉がつけられたのではないかと考えられています。
アサガオは、日本で古くから親しまれている夏の代表格の花です。江戸時代にはアサガオが大流行し、新たな品種の作出を競い合っていたといわれてます。
支柱などを立てて、伸びたツルを絡ませて育てるのが一般的ですが、じつはツルが伸びないタイプの品種も存在します。また、白色や青色、ピンク色などの花色のほかに、筋状の模様が入っている花色もあり、バリエーションが豊富なのも特徴です。
アサガオは1日花なので、午前中に咲いた花は午後になるとしぼんでしまいますが、翌日には新たな花が咲いていきます。花が咲いた後にできた種を採取して翌年の春に種まきをすれば、その年も楽しむことができます。生育が旺盛なので水切れに注意する必要がありますが、初心者でも育てやすい花です。
アサガオは多年草と1年草のものがありますが、一般的な1年草のアサガオは7月から9月ごろまでが開花時期です。5月中旬から下旬ごろが種まきに適した時期で、種まきをしてから30〜60日ぐらいたったころに花を咲かせます。また、朝に咲いた花は午後になるとしぼんでしまいます。
一方、多年草のアサガオは6月から11月ごろまでが開花時期です。そのため、霜が降りるころまで長く花を楽しめます。また、花は朝から夕方まで咲きます。
夏の風物詩であるアサガオは、日本で古くから親しまれています。小学生のとき夏休みの宿題として観察日記をつけていた人もいるのではないでしょうか。
アサガオは地植えや鉢植えのほかに、品種によっては緑のカーテンとして利用しながら花を楽しむこともできます。さまざまな色の花を咲かせるアサガオを育てて、花言葉と共に楽しんでください。
GreenSnap編集部